1、これは王国のかぎ
失恋した15歳の誕生日、ひろみは目が覚めたらアラビアンナイトの世界に飛び込んでいた!
偶然出会った青年ハールーンにジャニと名付けられ2人は都を目指す。
(アマゾン引用)
現代日本の普通の少女がアラビアンナイトの世界に迷い込み、
しかも気がついたらなぜかジン(魔神、妖精のような存在)になっている、という冒険ファンタジー小説。
月に照らされた砂漠やオアシス、花の香りのするシャーベット水、夜の庭園、
ターバンを巻いた青年など、エキゾチックな雰囲気とテンポの良いストーリー展開にひきこまれます。
2、風神秘抄
孤独な笛吹きの少年と天性の舞姫。笛と舞が出会う時、未来を変える力が生じて…?
(アマゾン引用)
平安末期の乱世を舞台に、10代の少年の苦闘と成長を描く小説です。
争いと死があふれた過酷な人生の中で出会う少年と少女、
その出会いから生じる奇跡や色々な思いに目が離せなくなります。
3、精霊の守り人
老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。
精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、
異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。
(アマゾン引用)
どことなくアジアを思わせる異世界を舞台に、
女用心棒であるバルサとバルサが守る少年チャグムを中心にした語です。
精霊信仰や神話、人々の生活など、異世界が眼前に浮かぶような描写が大きな魅力の小説です。
児童文学だけど、主人公のバルサは30代でチャグムを守る姿は母のようであり、大人の心にも響く物語だと思います。
4、月の影 影の海
「あなたは私の主(あるじ)、お迎えにまいりました」
学校にケイキと名のる男が突然、現われて、陽子を連れ去った。海に映る月の光をくぐりぬけ、辿(たど)りついたところは、地図にない国。
陽子の孤独な旅が、いま始まる!
(アマゾン引用)
十二の国が存在し、仙人や妖怪が人ともに暮らす古代中国的な異世界が舞台です。
十二国記シリーズは長く続く物語でこれはその初めの話です。
突然十二国記の世界に飛ばされてきた少女がたくさんの痛い経験を積みながら、
大切な物や自分のアイデンティティを確立していく話です。
読んでいて頭がぐらぐらするような心理描写(少女の葛藤)と、
それを乗り越え成長していく喜びを体験できる小説です。
5、狐笛のかなた
小夜は12歳。人の心が聞こえる〈聞き耳〉の力を亡き母から受け継いだ。
ある日の夕暮れ、犬に追われる子狐を助けたが、狐はこの世と神の世の〈あわい〉に棲む霊狐・野火だった。
(アマゾン引用)
人の心を聞くことができる12歳の少女・小夜と霊狐の野火が出会うことから始まる物語。
古代日本の美しい自然風景が心の中にひろがっていくような描写と、
主人公たちの健気な姿が読後に心に残ります。
読んだ後、気持ちがすうっと澄んでいくような不思議な力のある物語です。
6、空色勾玉
輝の大御神の双子の御子と、闇の氏族とが烈しく争う戦乱の世に、
闇の巫女姫と生まれながら、光を愛する少女狭也。輝の宮の神殿に縛められ、地底の女神の夢を見ていた、
〈剣の主〉稚羽矢との出会いが、狭也を不思議な運命へと導く…。
(アマゾン引用)
古事記や日本書紀を思わせる古代日本に生まれた闇の一族の巫女・狭也が主人公のファンタジー小説。
光の一族の末裔である稚羽矢のどこか抜けた純朴さ、
闇の一族である鳥彦の小生意気な優しさなど魅力的な登場人物に感情移入してしまいます。
7、光の帝国
穏やかで、知的で、権力への志向を持たずにひっそりと生きる人々。
時を超えてよみがえる風景。彼らが生かされている場所と帰るべきところは?
不思議な能力を持つある一族の物語。
(アマゾン引用)
超能力を持ちながら普通の人たちの中で穏やかに暮らそうとする一族の物語。
知性が高く他の人にはない特別な能力を持っているにも関わらず、
力を誇示することなく生きようとする彼らの物語は穏やかで時々悲しく、読みながら不思議と静かな気持ちにさせてくれます。
8、ホビットの冒険
ひっこみじあんで、気のいいホビット小人のビルボ・バギンズは、
ある日、魔法使いガンダルフと13人のドワーフ小人に誘いだされて、
竜に奪われた宝を取り返しに旅立ちます。北欧の叙事詩を思わせる壮大なファンタジー。
(アマゾン引用)
温かくのんきなホビット庄(村)に住むホビットが魔法使いのガンダルフ、
ドワーフの王様トーリンにのせられてドワーフの王国奪還とドラゴンとの戦いの旅に出る物語です。
ドラゴン、トロール、魔法使い、不思議な指輪、エルフなど西洋ファンタジーの魅力満載。
9、裏庭
照美は、ある出来事がきっかけとなって、
洋館の秘密の「裏庭」へと入りこみ、声を聞いた―教えよう、君に、と。
少女の孤独な魂は、こうして冒険の旅に出た。少女自身に出会う旅に。
(アマゾン引用)
打ち捨てられた古い洋館、そこで秘密の「裏庭」に迷い込んだ孤独な少女・照美の物語です。
異世界と現実の2つの世界を旅する中で照美は様々な出会いや試練を通して本当の自分になっていきます。
孤独で他人からの承認を必要としていた照美が自分が自分であることに自信をつけ、強くなっていく過程に感動します。
10、麦の海に沈む果実
3月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる全寮制の学園。
2月最後の日に来た理瀬の心は揺らめく。閉ざされたコンサート会場や湿原から失踪した生徒たち。
生徒を集め交霊会を開く校長。図書館から消えたいわくつきの本。理瀬が迷いこんだ「三月の国」の秘密とは?
この世の「不思議」でいっぱいの物語。
(アマゾン引用)
北方の湿原に囲まれた全寮制の学園という、
魅力的だけれども不気味で不穏な雰囲気をまとった学校が舞台の小説です。
不吉な予言、行方不明になる生徒、謎めいた校長などドキドキさせる要素満載のミステリーです。
少し変わった雰囲気の学園ミステリーにどっぷり浸かりたいときにおすすめです