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トイレ操作の絵文字統一 TOTOなど、訪日客も利用しやすく

2017/1/17 16:14
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 TOTOやLIXILなど水回りの住宅設備メーカー9社は17日、トイレの操作パネルのピクトグラム(絵記号)を統一すると発表した。訪日外国人が増加しているが、温水洗浄便座などの使い方が「わかりにくい」との声が出ていた。各社でばらばらだった表示をそろえて、初めて使う外国人でも利用しやすくする。

2017年度以降の新製品から統一するトイレの操作ピクトグラムをTOTOの喜多村円社長が披露した

 「日本が誇るトイレ文化を世界に広げる記念すべき一歩になる」。17日午後、業界を代表してTOTOの喜多村円社長が新記号を披露した。

 便器洗浄の「大」「小」や便座の開閉、お尻洗浄など温水洗浄便座の8種類の操作で絵記号を統一する。TOTOやLIXILのほかにパナソニックなど、業界団体、日本レストルーム工業会(名古屋市)に加盟する9社の製品が対象。この9社で国内シェアはほぼ100%を占める。2017年度以降の新製品から切り替える。

 同工業会が米国、英国、シンガポールで実施した調査によると、温水洗浄便座の認知率は7割を超えるが、使用率は3.6%にとどまる。日本のホテルや商業施設で初めて目にする外国人観光客も多い。

 これまでは「おしり洗浄」を噴水状の水流だけで表したり、お尻の絵付きにしたりするなど、各社で操作ごとの表示が異なっていた。訪日外国人から「使い方が分からない」「日本語表示だけで困った」との意見が出ていた。

 16年の訪日外国人旅行者数は前年比22%増の2403万人。政府は20年に4000万人にする目標を掲げている。東京五輪に向けて駅など公共施設のトイレのリニューアルやホテル、商業施設の新設が相次いでおり、統一記号の浸透を目指す。

 TOTOの喜多村社長は「操作のわかりにくさで体験する機会を失っている外国人客がいるとしたら大変残念。10年、20年かけて当たり前の記号として浸透させていきたい」と話した。

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