杉山麻里子
2017年1月15日20時51分
「振り袖やスーツを着て行くのが苦痛だ」「カミングアウトしていないので、自分の将来を語れない」――。そんな思いを抱く性的少数者(LGBT)らのための「成人式」が15日、東京都内で開かれた。様々な「性」を自認する約180人が集い、「ありのままの自分」を祝福しあった。
「人生の節目に、なりたい人への一歩を踏み出してほしい」と、NPO法人ReBit(東京)が主催し、5年前に始まった。これまで全国13都道府県で4千人以上が参加している。15日は、心と体の性が一致しないトランスジェンダーとゲイ(男性同性愛者)の大学生が新成人の言葉を読んだ。
その一人、トランスジェンダーの和光大学2年の「ゆずま」さん(20)は「(自分の)名前にずっと違和感を覚えていました」と、緊張した面持ちで話し始めた。男性として生まれたが、心の性は男性でも女性でもなく、どちらも異性と感じる。紋付きはかまに赤いつけまつげをつけ、薄いピンクの口紅をひいた。
長野県で生まれ、「まさと」と…
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朝日新聞社会部