約10年前に放送されたにもかかわらず、今なお伝説的な作画崩壊として知られるアニメ「夜明け前より瑠璃色な 〜Crescent Love〜」のキャベツ。なんとそれにそっくりな本物のキャベツが発見され、Twitter上で「完全に一致」「作画は間違っていなかったのか……!!」と衝撃が走っています。
作画崩壊で知られるキャベツが登場したのは、第3話「お姫様 料理対決!!」。まん丸のメロンのような形状で、断面にはたまねぎのように同心円状の線が描かれており、日本でよく見かけるキャベツとはほど遠い見た目をしていました。「夜明け前より瑠璃色な 〜Crescent Love〜」が放送されたのは2006年とかなり以前ではあるものの、いまだにネタとして愛され続けており、キャプチャー画像をSNSなどで見たことがある人も多いのではないでしょうか。
しかし、そんな"作画崩壊キャベツ"によく似た「リアル作画崩壊キャベツを見つけた」というツイートが1月7日に登場しました。葉がみっちりと詰まった球状のフォルムをしており、確かにそっくりな見た目! Twitter上では「じ、実在したああああああ」「作画崩壊は作画崩壊じゃなかった……」と話題になっています。むむむ、てっきりキャベツには、平べったい形状のものしかないのかと思ってた……。どうやら特別珍しいものというわけでなく、ヨーロッパで広く販売されているタイプのようです。
ちなみに、2016年7月ごろに注目を集めた元関係者のツイートによれば、キャベツの作画崩壊が発生したのは、適当に描いた原画が中国のスタッフに渡される際に、参考資料の写真を紛失するトラブルがあったためだったとのこと。真偽のほどは分かりませんが、写真がなくて困ったスタッフが、自分でヨーロッパによくあるキャベツの写真を用意したのかも……?
(マッハ・キショ松)
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