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PPAPを三味線と笛で演奏したらこうなる!国立劇場による本気の演奏がスゴイ

Youtube/国立劇場

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歌舞伎や落語、邦楽といった日本の伝統芸能を上演する国立劇場。

その国立劇場がピコ太郎の「PPAP」をアレンジし、三味線と笛、鼓を使って演奏した動画を公開しました。

「邦楽、伝統芸能の普及に一役買えればという思いです」とのこと。

タイトルはPPAPならぬ「PNSP」。“Pen”と“Nurisampo”(塗り三方)を使っています。

「PNSP」と高らかに歌うのは、江戸時代から200年以上続く長唄三味線方の家元、七代目杵屋佐吉の次男で杵屋佐喜(きねやさき)さん(@kineyasaki)。

あの面白ミュージックが彼の声によって格調高いものになっています。

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国立劇場のマスコット、くろごちゃんが登場!ペン、といってもよく見ると書道で使われる筆になっているのがさすがです。

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三方(さんぽう)を持ってきて……

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ペン(筆)と三方が完全にくっついていないのはくろごちゃんの腕の長さがネックになったのだと思われます……。

大鼓は望月太津之さん(左)、小鼓は藤舎呂英さん(右)。元の曲にお囃子(三味線や鼓の奏法)をつける作調を担当したのは藤舎呂英さんです。

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「本気の演奏だ」と絶賛する声

まさかの演奏にただただ驚いた声がネット上にあがっています。

  • 本気の演奏だ
  • 元ネタをよく知らないけれど、わからなくてもシュールで楽しい
  • すごい人たちがこういうことをするの、めちゃくちゃ好き
  • この大真面目な顔がプロ
  • さだまさしさんの和風PPAP見て、本気出したのかな(笑)

「さだまさしさんの和風PPAP」とは、2016年の大晦日にさだまさしさんがYoutubeに投稿したこちらの動画のこと。まさかのアレンジで再生回数は170万回を越えています。

なお、国立劇場は今年で開場50周年を迎え、記念公演が開催されています。この動画もその一環といったところでしょうか。

わずか1分程度の映像が世界に広まって、もはや知らない人はいないというPPAP。日本の名だたるクリエイターたちの血も騒がせていたようです。

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