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大晦日の「SMAP」解散式に森くんが来たワケ “キムタク不在”7時間の一部始終

デイリー新潮 1/14(土) 8:00配信

 キムタク抜きでのSMAP解散の忘年会が開かれたのは、2016年の大晦日、午後7時のことだった。会場になったのは、「芸能界のドン」こと田辺エージェンシー・田邊昭知社長の息のかかった東京・港区の焼肉店である。

 自宅を出たメンバーのうち、最初に徒歩で店に向かったのは、山高帽風ではあるものの、モダンに手を加えたタイプをかぶった香取である。

 空色の革ジャンは凝ったつくりで、表地には鳥や蜂、そして花の刺繍に金属の飾りボタンをあしらい、裏地一面には匂うように花びらが舞う。そして、裾を巻き上げた太めのジーンズ。これらは共にグッチで合わせて100万円を下らない装いだ。

 背負ったバックパックやスニーカーにオレンジが共通して入っていて色のバランスは良いが、もうアイドルをやらなくてよい気の緩みからか、ふっくらした様子が気になるところ。

 アクセサリーに目を移せば、極太の鎖型ネックレスを首から下げ、左手の小指、薬指、人差し指、右手人差し指、薬指にまで合わせて5点の指輪をはめている。

 それから7分後、香取同様、歩いて登場したのが草なぎだった。

 香取と示し合わせたように黒いハットを身につけている。上半身を上質素材のカーコートで包む一方、下半身は落差が大きい。モスグリーンのスウェット・パンツはぴちぴちでスニーカーは銀色。コートのなかがパジャマだったとしても驚かないほどの脱力ファッションだ。

 草なぎから遅れること12分、店の前に停車した白いトヨタ・プリウスから降り立ったのが稲垣である。黒フレームの眼鏡にマスク姿だが、いや、だからこそ、持ち前の涼しげな目元や端正な鼻梁が目を射る。

 ベージュのチェスターフィールド・コートは仏ブランドのものでおよそ50万円。小脇には革製のクラッチバッグを抱えるが、モノを詰め込み過ぎたか、いささかクタッとした印象。それでも足もとはぬかりなく、上げ底ブーツで固めていたのだった。

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最終更新:1/14(土) 8:19

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