フルチューンってどこをカスタムすること?チューニングの基準とチューニング手順解説
チューニングとは?
チューニングという言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
ギターなどの楽器の調律、合奏前の楽器の音合わせなどでよく使われる言葉です。チューニングには調律する、調整するという意味があります。
今より昔の車の精度が低かった時代には、車を購入した人はエンジンを一度バラして組み直すことが当たり前で、自分できちんと組み直し、調整しないとまともに走り出すこともできなかったようです。
決してカスタムをしているわけではないですが、車が走れるように調整することも広義でチューニングとなります。
理想の車の調節
もちろん、現在では車の性能もかなり良くなっていますので、エンジンを組み直す必要がありません。新車で購入した車は万人に受けるように作られており、コストダウンを実現しつつも平均的な走りを実現できるように作られています。しかし、ある程度自動車を自分で操れるようになり、運転のスキルが上がるにつれて自分の愛車の改善点が出てくるかもしれません。例えば乗り心地が悪いかったり、ブレーキの利きの具合、ステアリングのレスポンスが鈍い、パワーが足りない、などカスタマイズすることによって改善ができるとあると、つい手を加えたくなります。自分の満足のいく、目的とする走行ができるように車を調整していく、そのカスタマイズの事を現在ではチューニングと呼びます。
チューニングの基本
ではチューニング(チューンアップ)をしてみたい!と思い立ってもチューニングをするためにどうすればいいのかわからないという方も少なくないと思います。どのような基準でチューニング(チューンアップ)をいていけば良いかをまとめました。
どうしたいか目的を決める
まずは、チューニングを行う前にどのような走りをしたいのか、という目的をはっきりさせましょう。見た目をかっこよくしたいからこのようなパーツをつける、というのはチューニングではなくてドレスアップカスタムになるので異なります。見た目ではなくて走行を重視するのがチューニングです。どのような走りをしたいのか、今の車の走行をどのように改善をするのかというゴールを明確にしておきましょう。
車の仕組みを知る
また、チューニングを行う上で車の仕組みを知ることも大事です。むやみやたらにチューニングするだけでは、自分の理想とする走りに近づきません。前述の自分の目的とした走りをするためにはどこをチューニングするべきか、車の仕組みがわからないとチューニングしようがありません。チューニングの基礎で大事なのはまずは自分の走りたい走りを知ることと車の仕組みを知ることです。
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推奨するチューニング手順
明確に目的がある人ではいいですが、漠然と速くしたい・乗りやすくしたいと思っている人も多いと思いますが。そんな方におすすめのチューニング手順を紹介していきます。
足回りを安定させよう
漠然と走行性能を改善したいとなれば、足回りから始めることがおすすめです。足回りをしっかりと安定させることにより、パワーを上げなくても満足のいく走りを実現することも可能です。また、足回りから固めてボディやエンジンを改善する方が、全体の調整としても効率がよくなります。
推奨するチューニングの順番
前述しましたサスペンション、タイヤ、ホイール、スプリング、スタビライザーなど足回りのチューンアップをまず行い、その後ブレーキ、マフラー、エンジン、ボディといった順にチューニングを行うのが一般的であり推奨されています。求める性能によってはチューニングの順番は前後したりしますが、一般的に推薦されている順番だと覚えればいいと思います。
チューニングを行う上での注意点
足回りのパーツでやらない方が良いことは、一気に複数のパーツの交換をすることです。徐々にやっていくとチューニングするのに何日もかかってしまうと思われるかもしれませんが、一気に複数のパーツを交換したからといって、必ず車の走りがいい方向に向かうとは限らないからです。変わらなかったり悪化した場合にどこのパーツが原因なのか分からなくなってしまうので、必ず1パーツずつ試して調整を行うようにして下さい。
フルチューンとは?
「フルチューン」というフレーズを聞いたことがある方も多いと思いますが、そもそもどこをチューニングしたら「フルチューン」になるのでしょうか?
代表的なチューニングパーツ
文字通りフルでチューニングする事を「フルチューン」といい、手を加えているところがない、トータルでチューニングされている車を指します。足回りだけをチューニングしてもエンジンや駆動系などをチューニングしないと満足のいく走りにならず、バランスが悪くなる場合もあります。このように全ての箇所をチューニングしている状態のことです。
・マフラー交換
・エアクリーナー交換
・スポーツコンピューターの導入
・タービン交換
・ターボキットの導入
・トランスミッションカスタマイズ
・スポーツサスペンションの導入
・スポーツタイヤの導入
・ブレーキキャリパー変更
・ボディ軽量化
なお、車両によっては他のパーツが必要な場合、チューニングが不必要なパーツの場合などはあり、車両それぞれまちまちです。
まとめ
チューニングは、現状の車で改善点を見つけた人が行うことなので、現状の車に満足をしていれば必要はありません。また、一歩間違えると違法改造になってしまう箇所などもあるので気をつけましょう。自分の理想の走りをできる車を調整し、楽しいカーライフを送ってくださいね。
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