2017年1月11日13時08分
香港で貸金業を展開するとして現金を集めながら一部を流用したとして、警視庁は11日、東京都の金融グループ代表の男(71)と副代表の男(47)の2人を詐欺容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。グループは20人以上から現金を集め、被害者らによる同庁への告訴額は10億円以上になるという。
このグループは「バンリ・グループ」。傘下に金融業など12社があり、いずれも東京都中央区の同じビルに入っていた。捜査関係者によると、2人は「香港で小口融資サービスを始めるので資金を貸して欲しい」と投資を呼びかけ、都内の男性から約2億4千万円を集めながら、一部を遊興費にあてるなど流用した疑いがあるという。関係者によると、グループは実際に香港で事務所を立ち上げ、資金調達を目的として2008年に会社を設立。債権者は10億円超を貸付金の形で預けたが、12年ごろ、代表と音信不通になったという。
当時、副代表は債権者に対し、グループが香港の会社に送金したのは約7億円で、実際に融資に充てたのは約2億円と説明。残りの約5億円は事務所の経費や広告宣伝費に使ったと話したという。
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朝日新聞社会部