【1月11日 AFP】オランダ鉄道(NS)が今月から、運行する全ての列車を風力発電による発電で動かしていることが分かった。広報担当者がAFPの取材に明らかにした。列車を運行する電源を100%風力で賄うのは世界初としている。

 全列車を風力発電で運行する計画はNSが2年前に入札を実施し、地元電力大手エネコ(Eneco)が落札。両社は2018年1月までの実現に向けて10年間の契約を結んだ。

 NSの広報担当者は「1年前倒しで目標を達成できた」と述べ、国内各地やオランダ沖合で風力発電施設が増えたことに後押しされたと説明した。

 両社が共同で開設したウェブサイトによると、1日当たり約60万人の乗客が「世界で初めて」電源を全て風力発電とする列車で移動できるようになった。NSは1日当たり約5500便の列車を運行している。

 風力発電機1基で1時間発電すると、列車1編成を約200キロ走行させられるという。両社は乗客1人当たりのエネルギー消費を2020年までに2005年比で35%削減することを目指している。(c)AFP