大英博物館で葛飾北斎の特別展 5月から
ロンドンの大英博物館で、江戸時代を代表する浮世絵師、葛飾北斎の晩年の作品を集めた特別展が、ことし5月から開かれることになりました。
これはロンドンの大英博物館が10日、記者会見を開いて発表したものです。特別展では葛飾北斎が70歳を超えてから発表された「富嶽三十六景」の作品も展示される予定で、なかでも富士山を背景に荒波が船を襲う様子を描いた「神奈川沖浪裏」は代表作として知られています。
また、朝焼けに赤く染まる富士山を描いた「凱風快晴」など、世界的に知られる作品も出展されるということです。さらに、江戸の庶民の姿や娘との生活の様子を描いた作品のほか、北斎が晩年に制作した肉筆画や下絵、版画など160点が展示されることになっています。
大英博物館の日本セクションの責任者、ティム・クラークさんは「北斎は年を重ねるにつれデザインにより深みが出て力強くなり、より気高くなった。代表的な作品もさることながら、北斎が晩年に手がけた作品をできるだけ多く紹介したい」と話していました。
特別展は大英博物館で、ことし5月25日から8月13日まで開かれるほか、日本でも同様の展覧会が、ことし10月6日から大阪市の「あべのハルカス美術館」で開かれることになっています。
また、朝焼けに赤く染まる富士山を描いた「凱風快晴」など、世界的に知られる作品も出展されるということです。さらに、江戸の庶民の姿や娘との生活の様子を描いた作品のほか、北斎が晩年に制作した肉筆画や下絵、版画など160点が展示されることになっています。
大英博物館の日本セクションの責任者、ティム・クラークさんは「北斎は年を重ねるにつれデザインにより深みが出て力強くなり、より気高くなった。代表的な作品もさることながら、北斎が晩年に手がけた作品をできるだけ多く紹介したい」と話していました。
特別展は大英博物館で、ことし5月25日から8月13日まで開かれるほか、日本でも同様の展覧会が、ことし10月6日から大阪市の「あべのハルカス美術館」で開かれることになっています。