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「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の情報まとめ。ニンテンドースイッチのロンチタイトルに?

ニンテンドースイッチ コンシューマーゲーム
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どうも、ゴトーだ。

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俺は三度の飯よりゲームが好きでな。
ゼルダの伝説も好きで、シリーズ全てとは行かないまでも、主要タイトルは遊んできた。

さて今回はニンテンドースイッチとWii Uでの発売が決定している、ゼルダシリーズ最新作「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」に関する情報をまとめてみた。
ゼルダシリーズ最高傑作になる予感が凄いぞ。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドとは?

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(出典: https://www.nintendo.co.jp/zelda/)

「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は任天堂が開発しているゼルダシリーズの最新作で、ニンテンドースイッチとWii U向けに発売が決定している最新作だ。

ゼルダの伝説シリーズというとしょっちゅう出ているイメージがあるが、実は本編の3Dゼルダとしては6年ぶりで、前作「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」がWiiで発売されてから、後継機にあたるWii Uではまだ発売されていなかったためだ。

もともとはWiiからWii Uにハードを移したことで性能アップによる恩恵を受け、これまでにないスケールのゲームとして2015年に発売予定だったのだが、諸事情が絡んで2017年の発売予定となっている。
その辺の経緯は後ほど詳しく紹介していきたい。

そもそもゼルダの伝説シリーズって?

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ゼルダの伝説シリーズは任天堂の代表的なアクションRPGで、(大体が)主人公のリンクがハイラル王国の姫であるゼルダを助けるというストーリーで様々なダンジョンを攻略していくゲーム。

「ゼルダの伝説」というから、主人公がゼルダかと思われがちだが、リンクというキャラクターが主人公で、ゼルダはハイラル王国という国の姫。

マリオとピーチとは違って、実はシリーズ通してリンクもゼルダも別人で、ストーリーも独立しているのが特徴。

「ブレス オブ ザ ワイルド」ってどんな意味?

英語にすると「breath of the wild」。

breathとは息や呼吸。wildとは野生。
日本語にすると「野生の息吹」という訳し方が自然になる。

どんなゲームなの?

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これまでのゼルダの伝説シリーズは、お約束として箱庭のフィールドを渡り歩いて、決められたルートでダンジョンを一つ一つ攻略して、ラスボスを倒すというありがちな一本道のゲームだった。
ちなみにこのお約束のことを、公式では『ゼルダの「当たり前」』と呼んでいる。

ただし近年の作品でいうと2013年発売の「神々のトライフォース2」(3DS)あたりから、ゼルダの「当たり前」が見直され始め、神々のトライフォース2ではダンジョンをプレイヤーの好きな順番で攻略できるようになっている。

そして本作の「ブレス オブ ザ ワイルド」ではハードの進化を全面に活かして、シリーズで初めてのオープンワールドを導入している。

オープンワールドとは作中が一つの広大な世界になっていて、プレイヤーがその中をストーリーとは関係なく自由に歩き回れるもののこと。
この特性を活かして、様々なゼルダの「当たり前」が見直されているので紹介していこう。

広大なフィールド

オープンワールドとしてこれまでよりも格段にフィールドが広がっている。
2006年に発売された「トワイライトプリンセス」と比べると約12倍のマップになっていて、ストーリーとは直接関係がなくても、あらゆる造形物に対してアクションをすることができる。

そのフィールドのグラフィックも正統進化というに相応しい、どこか風情のあるものになっているので、ただ走り回るだけでも楽しそうだ。

ストーリーの進め方もプレイヤー次第

これまでのようにクリアするダンジョンのルートが決まっているのではなく、プレイヤーが好きなようにフィールドを駆け回ってストーリーを進めていくことができる。

プロデューサーの青沼英二によると、なんと開始早々ラスボスに挑むことすらできるとのこと。

当然それでは勝てないように設計されていて、クリアするために必要な大まかなルートというのはあるのだろうが、それほどまでプレイヤーに全て委ねられているということでもある。
(それをゴリ押しして倒そうとするゲーム実況動画が盛り上がりそうだ。)

武器は消耗品

これまでの感覚からすれば一旦入手した武器はずっと使い続けられるが、本作では武器は消耗品としてたくさん使うと壊れてしまう。

剣や盾、弓には全て耐久値が設定されており、敵と戦っているうちに武器が壊れて攻撃手段がなくなってしまうこともある。
現地調達したり、武器が壊れないように最短ルートを通ったりする必要があるかもしれない。

その他の新要素

このようにゼルダの当たり前が至る所で見直されている一方、本作で初めて導入されたシステムも多数ある。

時間と気候の概念

「ブレス オブ ザ ワイルド」の世界では24時間単位で1日が繰り返されていく。
ゲーム時間の1時間は現実の1分になっていて、24分でゲームの中で1日が終了する。

朝、昼、夕方、夜と常に外の景色は変わっていき、夜になると大人しくなるモンスターもいれば、逆に獰猛になるモンスターもいる。
暗くなると視界が悪くなるので、ダンジョンの攻略方法にも影響が出てくるらしい。

時間だけでなく、気候も晴れ、曇り、雨、雪と変わっていくので、同じフィールドでも時間や気候によって全く違って見るかもしれない。

気温の概念もあり、火の近くでは歩く、高所では寒くなったりする模様。
実際に公開されている動画では、寒い高山に入る時に厚着をしないと、どんどん体力が削られていくという描写もあり、とことんリアルに作られているのが分かる。

料理を食べて体力回復

ライフゲージはこれまでと同じくハートによって表示されているが、今作は草むらなどからハートを拾うのではなく、料理を作って食べることでライフを回復することになった。

道中に落ちているキノコや、イノシシを倒した時に得られるケモノ肉などを鍋に放りこむと料理が始まり、できあがった食材に応じて大幅する量も変わってくる。

放り込む食材の組み合わせも重要で、思いがけず高級食材ができることもあれば、組み合わせを間違えれば「微妙な料理」というおぞましい料理までできてしまう。
色んな組み合わせを試して、どんな料理ができあがるかを実験する楽しみもありそうだ。

作った料理は持ち運びが可能で、敵と戦っている最中にライフが削られたら、その場で料理を食べることで体力を回復する。

リンゴのように、料理をしないでそのまま食べるものもあるし、水中にいる魚も掴んでゲットすることもできる。
ちなみに空腹ゲージはないので、毎日何かしら食べなければならないといった制約はない。

多彩なアクションでステージ攻略

ただ敵と戦うだけではなく、リンクは水の中を泳いだり、崖を登ったり、木を狩ったりと様々なアクションができる。
狩った木は消滅せずに水の上を浮かんだり、向こう岸にかかる橋となったりと、ステージの状況すらプレイヤー次第となっている。

ちなみに後ほど紹介する「ゲームセンターDX」の動画では、本来橋をかけなければならないところを、無理やり崖を登って攻略してしまう場面もあり、オープンワールドゆえに攻略法が1通りではないところも面白い。

高所からの滑空も可能

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リンクがつかまっているものは「パラセール」と呼ばれるもので、これを入手すると高所からモモンガのように空を滑空する。
これ以外にもまだ新しいアクションがあるかも?

頑張りゲージ

新システムではなく、「スカイウォードソード」からの引き継ぎではあるが、「頑張りゲージ」というものがあり、崖を登ったり奪取したりするとゲージが減っていく。

ゲージが無くなるとそのアクションができなくなって、崖から落ちてしまったりする。

服も自分で調達

今作はリンクおなじみの緑のコスチュームは固定ではなく、プレイヤーが自由に服を着させられるのも特徴。
ゲーム開始当初はパンツ1枚になっていて、ストーリーを進めていくに従って着せ替えることになる。

服には特殊な効果があるものもあって、極寒の山岳は普通の服装だとライフが削られてしまうのだが、防寒着を着ることでそれを防ぐことができる。

amiiboと連動

本作に対応したamiiboを使用すると、ゲーム内で様々な出来事が発生する。
現在確認されているamiiboによる効果は以下の通り。

amiibo 効果
リンク - 時のオカリナ 肉が出現する
トゥーンリンク - 風のタクト 魚が出現する
ゼルダ - 風のタクト 花などの植物が出現する
リンク - ゼルダの伝説 ルピーなどが入った樽が出現する
ウルフリンク ウルフリンクが登場して冒険をサポートしてくれる

発売日は?

ブレス オブ ザ ワイルドはもともと2014年に発表されて、2015年末に発売予定だったのだが、その後2度に渡る延期によって、2017年に発売予定となっている。

当初の延期発表

ひげのおじさんこと青沼ディレクターが初めて延期を発表した動画。
作品を最大級に仕上げるために発売時期を設けずに作るからもうしばらく待って欲しいという内容。

その後、2016年に発売されると発表された。

2度目の延期

その後、任天堂のTwitterにて2017年への発売延期が発表された。

ちなみにこれについては本当に完成が間に合わなかったのではなく、マーケティングの事情が絡んでいるような気もする。

というのもプラットフォームのWii Uが歴史的な不振にあえいでいて、ゼルダ以前に発売された定番タイトルが軒並み売上を落としていたこともあって、Wii Uではなく新しいプラットフォーム向けにした方が良いという判断だと推測されるからだ。

本来なら年末商戦に向けたタイトルにも関わらず、2017年発売というのも、ニンテンドースイッチ向けにすることで、本体やソフトの売上をWii Uの時の期待値以上にしたかったと考えると合点がいく。

ロンチタイトルになるのが濃厚

任天堂から正式な発売日は発表されていないが、海外でこのようなツイートが話題になっている。

『ブレス オブ ザ ワイルドのリリース日は過去のレポートとは違って、北米で3月に発売されるのは決定されています。完成品を見たこともあります。』

この人はローラおばさんとして某所で親しまれている人で、情報源として信頼性が高いことから、ニンテンドースイッチの3月発売に合わせて、ブレス オブ ザ ワイルドも発売されると見られている。

Wii Uとニンテンドースイッチのマルチ展開になれば、ちょうど2006年のゲームキューブとWiiのマルチ展開になった「トワイライトプリンセス」と同じ形式になる。

さらに噂レベルではあるが、北米版はロンチタイトルになるものの、EU版はローカライズの影響で遅れるという報道もある。
日本に関してはローカライズは必要ないので、ロンチタイトルになるだろう。

プレイ動画

ゲームセンターDX

フジテレビのCS放送で大人気のゲームセンターCX…ではなく、任天堂の発売前の新作タイトルをお披露目するためのゲームセンターDXの動画があげられている。

CXの有野課長ではなく、濱口エグゼクティブがゲームをプレイするので、課長ほどグダグダプレイにならないのが特徴。
また、とうに引退した元ADの東島がチーフオブザーバーとして濱口をサポートする。

この動画はニンテンドースイッチが発表される前の2016年10月の動画なのでWii U版となっているが、この時にはおそらく既に完成しているのが分かる。

ゲームセンターCXのオマージュということで動画自体も面白いし、このソフトがどんなゲームなのかが良く分かる動画なので、興味がある方はぜひチェックしてみてほしい。

よくありそうな質問

Wii U版とニンテンドースイッチ版の発売日は同じ?

今のところ海外での報道を含めてWii U版がどうなっているかというものを目にしたことはないが、ゲームセンターDXの動画を見る限り既に完成されているはずなので、おそらく同日発売になると思って良いだろう。

トワイライトプリンセスの時も、前世代のハードが不振だったことも含めて似たような展開だった。

Wii U版とニンテンドースイッチ版でグラフィックは違う?

Wii Uとスイッチの比較した海外の比較動画がある。

同じシチュエーションでないのでちょっと分かりづらいが、スイッチ版の方が全体的にグラフィックが明瞭に描かれている。
またfpsも安定しているのではないかと言われているが、詳細な動作仕様は今のところ不明。

まとめ

ゼルダの伝説はこれまで定番ソフトとして世界中で長く愛されてきたが、根幹となるシステムは同じだったので、ややもするとマンネリ気味になっていた節もあった。
しかしブレス オブ ザ ワイルドはこれまでのゼルダの常識を覆し、ゲームとしての完成度・クオリティも間違いなく世界に誇れるレベルに仕上がっている。

プラットフォームも新しいニンテンドースイッチになったことで、まだゼルダを遊んだことがない人、遊んだことはあるけど飽きてしまった人にも受け入れられる作品になるはずだ。

筆者もゼルダシリーズは本編はプレーしてきたものの、派生作品は今いち食指が動かない状態だったのが、今作は過去最高レベルに楽しみにしている。
ニンテンドースイッチをロンチ日に購入できるのかどうかも分からないが、なるべく早期にスイッチでプレーする予定でいる。

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