実在する企業をかたって取引先企業に架空のパーティーの案内状を送り、ビンゴの景品代として電子マネーをだまし取る事件が大阪府内で相次いでいることが7日、府警捜査2課への取材で分かった。
府警には昨年12月以降に約40件の相談や情報提供が寄せられ、被害は4件計18万円に上っている。同課は注意を呼び掛けるとともに、詐欺事件として捜査している。
同課によると、主催企業には大阪府の商社などの名前が悪用され、主催企業の社長の「サプライズ誕生記念パーティー」が大阪市のホテルで1月に開催されるなどと記載。ビンゴ大会の景品代を支援してほしいと電子マネーの提供を要求していた。