国連 グテーレス事務総長 安保理改革に意欲
k10010831711_201701071007_201701071009.mp4
今月就任した国連のグテーレス事務総長は外務省の杉山事務次官と国連本部で会談し、日本などが提案している安全保障理事会の改革について、「理事国の構成が半世紀以上も変わっておらず、当然改革すべきだ」と述べ、強い意欲を示しました。
今月1日に就任したグテーレス事務総長は、6日、ニューヨークの国連本部で外務省の杉山事務次官とおよそ30分間会談しました。
会談後、杉山次官は記者団の取材に応じ、日本がこれまで以上に積極的に国連への協力を行っていく考えを伝えたとしたうえで、「事務総長からは、安全保障理事会の理事国の構成が半世紀以上も変わっていないので、当然改革すべきだという話があった」と述べ、グテーレス事務総長が安保理の改革に強い意欲を示したことを明らかにしました。
安保理では、1965年、非常任理事国が4か国増えて10か国になった一方で、拒否権を持つ常任理事国は5か国のまま現在まで変わらず、2005年に日本などが常任理事国を増やすことなどを盛り込んだ決議案を国連総会に提出しましたが、議論は進んでいません。
このため、グテーレス事務総長が今後、常任理事国の拡大を含む安保理改革の議論でいかに指導力を発揮していくのかが注目されます。
会談後、杉山次官は記者団の取材に応じ、日本がこれまで以上に積極的に国連への協力を行っていく考えを伝えたとしたうえで、「事務総長からは、安全保障理事会の理事国の構成が半世紀以上も変わっていないので、当然改革すべきだという話があった」と述べ、グテーレス事務総長が安保理の改革に強い意欲を示したことを明らかにしました。
安保理では、1965年、非常任理事国が4か国増えて10か国になった一方で、拒否権を持つ常任理事国は5か国のまま現在まで変わらず、2005年に日本などが常任理事国を増やすことなどを盛り込んだ決議案を国連総会に提出しましたが、議論は進んでいません。
このため、グテーレス事務総長が今後、常任理事国の拡大を含む安保理改革の議論でいかに指導力を発揮していくのかが注目されます。