大学で「うどん学」の授業 高松

大学で「うどん学」の授業 高松
香川県特産の「うどん」を作って地域の食文化を学ぶ「うどん学」の授業が、高松市の大学で行われました。
「うどん学」の授業は、高松市にある高松大学が3年前から開講していて、学生が特産のうどんの歴史や製法などを学んでいます。
7日は、およそ60人の学生が大学の調理実習室でうどん打ちに挑戦しました。講師には高松市内のうどん店の経営者が招かれ、生地作りでは、「小麦粉に食塩水を入れたあと大きく素早くかき混ぜるとおいしいうどんになる」とアドバイスしました。

このあと、太い棒を使って生地を薄くのばしたあと、3ミリほどの太さに切っていきますが、学生たちは麺の太さを均一にするのに苦戦している様子でした。
最後に麺をゆで上げ、ねぎやかまぼこなどの食材をのせ、さぬきうどん特有の麺の強いコシなどを味わっていました。

参加した学生は「香川県民なので、うどんのきちんとした作り方を一から知ることができてよかった」とか、「みんなで作ったのでとてもおいしかった。点数をつけるなら200点くらいの出来栄えです」などと話していました。