野球好きにはたまらない!
そして子どもを野球好きにする!
熱い野球マンガを紹介します!
〇野球好きにたまらない野球マンガを5作品紹介します!
読書シリーズ第二弾です。
シリーズはこちらです。
今回は「子どもを野球好きにするマンガ」ということで完結した野球マンガの中からおすすめの5作品を選んでみました。
家の本棚に積んで、子どもにすすめてみてはいかがでしょうか?
1、MAJOR
Major―Dramatic baseball comic (1) (少年サンデーコミックス)
- 作者: 満田拓也
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1995/02
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 21回
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アニメ化もされた超有名マンガ『MAJOR』です。
紹介するまでもないかもしれません…。
主人公の茂野吾郎(旧姓本田)が父に憧れて野球を始めるところから、リトルリーグ、中学、高校、そしてメジャーリーグ挑戦へと順を追って描かれていくサクセスストーリーです。
私が小学生のときに連載が開始したときはまさかタイトル通りメジャーまで行くとは思いませんでした笑。
70巻を超える長編ですが、主人公以外のライバルたちも魅力的で野球の魅力が伝わる作品だと思います。
主人公がスーパースターの作品は昔は多かったと思うのですが、現在の野球マンガはリアル思考が多く、右肩の故障から左投げ転向、そして160kmピッチャーになるという主人公の異次元っぷりは逆に新鮮かもしれません。
ちなみに現在はMAJOR2ndが週刊サンデーで連載中。
今度は野球の才能が無い?吾郎の息子大吾が努力する姿が見られます。
今のところはMAJORのほうがおすすめです。
2、砂の栄冠
ドラゴン桜で一躍有名になったマンガ家の三田紀房ですが、野球マンガ好きの間ではもともと『クロカン』という野球マンガとしては珍しい、監督が主人公のマンガで有名だった方です。
クロカンも本当におもしろいマンガなのですが、子どもをマンガ好きにするという今回の趣旨を考えてこちらの『砂の栄冠』をおすすめします。
高校球児の主人公七嶋が野球部を応援するおじいさんから一千万円を渡されるという突拍子もないところからスタートするのですが、それ以外はリアルな高校野球マンガ。
七嶋が甲子園で勝つために一千万円を活用していく様を通じて、読者も甲子園という場所がどういう場所なのかが分かるマンガになっています。
三田のマンガには他に『甲子園へ行こう』もあり、『クロカン』などとともに読むと、彼の甲子園観というのはおそらく正しいものだと考えさせられます。
これは高校野球指導者が読んでもおもしろいと思いますね。
完結しているのでまとめ読みにも適しています。
3、ダイヤのA
これは紹介するまでもないかもしれませんが、アニメ化もされている超人気マンガのダイヤのAです。
主人公はムービングファストボールが武器のサウスポー沢村栄純。
甲子園を目指して野球留学をするのですが、彼が絶対的エースというわけではないんですね。
主人公はあくまでも2番手、3番手(物語開始当初は4番手グループ)。
そこからエースを目指していくというお話しです。
チームメイトも非常に魅力的な選手が多く、全員で甲子園を目指していくというストーリーは子どもが甲子園に憧れるきっかけになるかもしれません。
選手の髪型以外はかなりリアルな野球マンガです。
ちなみに現在は2年生になった沢村たちを描く『ダイヤのA act2』が連載中です。
個人的には八王子市中体連野球部の聖地である上柚木球場が描かれているのが胸熱です。
沢村のような2シームが投げたい人は以下のリンクを参考にしてみましょう。
4、ラストイニング
ラストイニング 1―私立彩珠学院高校野球部の逆襲 (ビッグコミックス)
- 作者: 中原裕,神尾龍
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/04/30
- メディア: コミック
- クリック: 17回
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こちらはダイヤのAに比べると知名度は劣るかもしれませんが、高校野球のおもしろさが伝わる監督が主人公のマンガです。
高校生時代、優秀なキャッチャーとして甲子園を目指していた鳩ケ谷。
ストライクボールの判定で夢を絶たれ、落ちぶれて詐欺師まがいのことをしていたのですが、ひょんなことから高校野球の監督に就任。
優れた野球脳と独特の采配でチームを甲子園へと導いていくストーリーです。
ダイヤのAもそうですが、本当にリアルな高校野球です。
ダイヤのAよりも戦術面や心理面の描写は詳しく、おもしろいだけでなく、勉強にもなります。
指導者にもおすすめのマンガです。
5、おれはキャプテン
ちょっと王道からは外れますし、知名度も劣りますが、私の大好きなコージィ城倉の『おれはキャプテン』です。
もともとは将来の肥やしになればくらいの気持ちで中学校野球部に在籍していた霧隠主将(カズマサ)は補欠であったにも関わらず、3年生引退後に主将に任命される。
そこから本気になった霧隠は強引な手腕で、反発も受けながらチームをどんどんと強化していくというストーリーです。
「第一部・中学野球の章」が終わると
「第二部・くたばれ甲子園の章」。
名前から分かるように高校野球マンガでありながら高校野球の体育会系体制を全否定する内容になっていて、他の野球マンガとは一線を画すものとなっています。
個人的には最後の夏の大会、甲子園が残念なのですが…。
あまり有名ではないですが、なかなかおもしろい作品です。
ちなみに作者のコージィ城倉は他に『砂漠の野球部』などの作品はあるもののマンガ家としてはあまり有名ではないかもしれませんが、マンガ原作者の際のペンネーム森高夕次として多くの有名作品を手掛けています。
今一番有名なのは『グラゼニ』ですかね。
他に私の好きな『ショーバン』『ストライプブルー』といった作品があります。
『ショーバン』も中学野球マンガで、ものすごくおもしろいですよ。
ということで厳選5作品をお届けしました。
一応全作品完結したものを紹介したので、まとめ読みにちょうど良いと思います(MAJORとダイヤのAは続編が出ていますが)。
もちろん他にもおすすめの野球マンガはあるのですが、「子どもを野球好きにする」というテーマで選んだのでこの5作品になりました。
『キャプテン』とか『ストッパー毒島』とか、個人的なおすすめなら他にもわんさかあるんですけれども。
これらの作品で野球好きのお子さんが増えたら嬉しいです。
野球小僧の親御さん向けの記事はこちらです。