こんにちは、K(ケー)です。
あなたがいつまでたっても「成長」できないのは「コンフォートゾーンから脱出」していないからです。
自分が今より成長できないのは何故なのでしょうか。そもそもあなたは以前より成長できているのでしょうか?私も以前は、この「成長」という言葉に曖昧さを感じ、自分が成長できているのか感じ取ることができませんでした。しかし今回ご説明する、「コンフォートゾーンからの脱出」を認識できるようになってから、自分の成長が実感できるようになりました。コンフォートゾーンを知ることで、少しでもあなたが「成長」を実感できればと思います。
コンフォートゾーンとは
では早速、さっきから頻出していたコンフォートゾーンという謎の単語はどういった意味なのか説明しましょう。コンフォートゾーン。なんだか、響きがかっこいいですね。
コンフォートゾーンとは、「自分が安心していられる空間」のことを指します。例えば、イツメンと言われる、いつものメンバー同士で行動することは慣れているので、「居心地がいい」ですよね?この状態は、まさにコンフォートゾーンに依存している状態と言えます。逆に、いつも触れ合う機会のない人たちと一緒に作業したり、行動したりすると居心地が悪いな〜という風に感じると思います。この状態は、コンフォートゾーンから抜け出している状態だと言えます。
結局ところ成長するためには、後者のように居心地が悪い状態を作り出さなければならないということです。
成長とコンフォートゾーン
成長という言葉の定義を「できないことができるようになること」としましょう。そうすると、前述した全く知らない人たちと話をする機会を乗り越えれば、以前は会話できなかったのに、できるようになったということなので、それは立派な成長となるでしょう。
つまりコンフォートゾーンから抜け出すということは、「自分が安心していられる空間」からいかに離脱し、少々強引にでも外の世界に飛び込んでいくということなのです。コンフォートゾーンから抜け出した先には、まったく新しい「成長したあなた」が待っていることに間違いありません。
うまく抜け出せない原因
ですが、残念ながらそう簡単にコンフォートゾーンから抜け出すことはできません。なぜなら人には、”防衛本能”が働くからです。これが厄介なのです。例えば、「今のままでリスクをおかすことはできない」「自分を守ることが先決だ」といった保守的な思考が巡ってしまう風にです。
もっと具体的に言うと、あなたが前に出て何かを発表しなければならない場面を避けたがるのも、「失敗したくない」という気持ちから防衛本能が働いていることから起きてしまうのです。
こうして客観的に見ると、1歩だけ、ほんの少しだけでも前に出てみるだけで大きく違うと思いませんか?しかし実際にあなたはその場面に遭遇すると、なかなか行動に移すことができません。結局のところ、コンフォートゾーンから抜け出したくないという人間の防衛本能が勝ってしまうのです。
スカイダイビングだってそう。目標だってそう。
想像してみてください。あなたがスカイダイビングに挑戦する場面を。自分から手を挙げて、スカイダイビングをすることは地上にいるときは平気でも、実際にヘリに乗ってみると、徐々に怖くなってしまうのではないでしょうか。地上が遠ざかっていくと同時にコンフォートゾーンから離れていくことになるからです。
正月に立てた目標だって同じことを言えます。意気揚々と目標を立てたのはいいけど、目標に向かって実際に行動することは自分にとって負荷がかかります。そしてそれは心地が悪いことでもあるので、結局自主的に行動できなくなってしまいます。
ここで何が言いたかったかというと、自分がやりたくないと思っていることは「一生やらない、できない」ということです。これは人間の本能だから仕方がないのです。
では、どうすればコンフォートゾーンから抜け出せるのか?
仕方がない。そうは言ってもあなたが「成長」するためには、コンフォートゾーンから抜け出さなければなりません。あなたや私の最大の敵であるコンフォートゾーン。ここまでの説明を聞いた所どうあがいても太刀打ちできないように思いますが、実は解決方法が2つあります。
1つは自主的にコンフォートゾーンから離れる努力をするのではなく、「自分以外の人や環境などによって、コンフォートゾーンから脱出できるように手助けをしてもらう」です。
2つは、自分が今コンフォートゾーンにいるのかいないのか常に問いを投げかけてみることが突破口になります。
敵を知れば、あとは工夫して攻略すればいいだけの話なのです。
具体的にはどうやればいいのか?
例えば、あなたがブログ更新を週何回やる!と目標を掲げたのであれば、達成できなかった場合ひどい仕打ちを受けるようにするのです。ひどい仕打ちとは、あなたがブログを更新できなかった場合、読者さんに実費でプレゼントするという企画を開催するなどの読者さんと約束することです。
おそらくこうして自分以外の人がコーチ的役割を担うと、もはやあなたはコンフォートゾーンに甘えている場合ではなくなってくるでしょう。なぜならブログを書きたくない、書かずにテレビやユーチューブを見ておきたい。そういったぬるま湯に浸かってしまうと、後でそれ以上の「損」をしてしまうからです。
2つ目のコンフォートゾーンを常に認識するには具体的にどうすればいいかというと、それこそ授業や会議など、自分が発表しなければならない、したほうがいい場面になった時に、今自分は防衛のスタンスを取ってしまっているなと認識してみることがコンフォートゾーンから抜け出すためのスタートになります。
防衛のスタンスを取っていると認識できれば、あとは「最高にバカになる」しかないです。最高にバカになることによって、自分が失敗しても許せるからです。自分が失敗を恐れてしまうのは、得てして「プライドが高い」ことによるものが大きいです。コンフォートゾーンにいることを認識できた際には、振り切ってバカになってみましょう。そうすることで、たとえ失敗しても、大きなものを得ることができるでしょう。
あとは、実践あるのみ。自分に打ち勝つのみ。
コンフォートゾーン、一長一短で抜け出せるものではありません。ですが、説明した2点を常に実践するように心がけるように努力することで、2017年は今までの年と大きく違った年になるはずです。これは確信して言えます。あとはやるかやららないか。
今年から、自分の殻から抜け出して、一歩前に全身してみませんか? 己に打ち勝った先に、真のあなたがいるでしょう。克己心こそあなたを変えます。
最後にリクルートの大事にしている考え方を提示しておきましょう。
自ら機会を創り出し 機会によって自らを変えよ
ぬるま湯から、熱湯風呂に挑戦して、今までの人生では決して体験できなかったことに挑戦してみましょう。きっと2017年の最後には「成長した」と言えることでしょう。
以上、K(ケー)でした。