植村直己さん愛用のカメラと写真を展示 東京 港区
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日本を代表する冒険家、植村直己さんが北極など厳しい自然環境の中で使ったカメラや撮影した写真の展示会が東京・港区で開かれています。
会場には植村さんが北極点やグリーンランドを冒険した際に使用したカメラや撮影した写真が展示されています。このうち、植村さんが極地での撮影に使った一眼レフカメラ、「ニコンF2チタンウエムラスペシャル」は植村さんの要望に応えて作られたもので、マイナス50度の状況下で耐久試験を繰り返して開発されました。
氷の山を乗り越えながら進んでいく衝撃にも耐えられるよう、カメラの本体の素材にはチタン合金が使われています。空気が乾燥している極地は静電気が発生しやすいため、フィルムの収納場所には帯電を防止するコーティングを施すなど特殊な構造になっています。植村さんが犬ぞりで北極点に到達した時の写真もこのカメラで撮影されました。
横浜市から訪れた30代の男性は、「極限の状況でも撮影できるように作られたカメラの性能の高さに驚きます」と話していました。この展示はことし4月1日まで、東京・港区の「ニコンミュージアム」で開かれています。
氷の山を乗り越えながら進んでいく衝撃にも耐えられるよう、カメラの本体の素材にはチタン合金が使われています。空気が乾燥している極地は静電気が発生しやすいため、フィルムの収納場所には帯電を防止するコーティングを施すなど特殊な構造になっています。植村さんが犬ぞりで北極点に到達した時の写真もこのカメラで撮影されました。
横浜市から訪れた30代の男性は、「極限の状況でも撮影できるように作られたカメラの性能の高さに驚きます」と話していました。この展示はことし4月1日まで、東京・港区の「ニコンミュージアム」で開かれています。