変な焼きそば第３弾「一平ちゃんチョコソース」

９日から販売　ペヤングは「チョコレートやきそばギリ」

　明星食品は４日、カップ焼きそば「一平ちゃん夜店の焼そば　チョコソース」を９日から全国で販売すると発表した。まるか食品（群馬県伊勢崎市）も「ペヤング　チョコレートやきそばギリ」を１６日に発売予定で、バレンタインデー商戦を巡る異色の焼きそば対決が熱くなりそうだ。

　ココアパウダーを練り込みクッキーやビスケットのような香りの専用のめんを開発。カカオバターとバニラ風味のオイルを加えた塩ソースを混ぜると、チョコ感のある甘くしょっぱい味が楽しめるという。仕上げの「チョコソース」はビターな味。後のせタイプのかやくは、ココアパウダーと糖類が主原料の「謎チョコキューブ」で、さくさくした食感だという。

　明星食品がチョコ味の焼きそばを販売するのは昨年１月に続き２回目で、前作よりも甘さやスイーツ感を強めたのが特徴。「お墨付き」を得ようと国内外の有名チョコメーカー数社に監修などを依頼したが、すべて断られたため独自に開発したチョコ味になっている。出荷数は昨年のチョコ味の半分程度を予定。希望小売価格は税別１８０円。昨年１２月に「ショートケーキ味」を発売しており、一平ちゃんの「変な」焼きそばは今回の「チョコソース」で第３弾になる。【増田博樹／デジタル報道センター】