WiMAX2+の通信速度に関する情報の多くは、自宅や会社など特定のポイントの報告が多く、移動中にどれだけ安定してつながっているかに触れている情報があまり多くありません。
モバイル通信サービスは自宅や会社ではない、無線LANが構築されていない場所でこそ真価を発揮します。
そこで平日の日中に人が多く集まる東京のJR山手線各駅のWiMAXのスピードを計測し、実用に耐えられるレベルのサービスであるかを検証しました。
先に結論を述べますと、各駅ホームで平均下り8.87Mbps・上り5.42Mbps、外回り走行中の車内では平均下り5.98Mbps、上り3.65Mbpsの計測値となりました。
これはパソコンによるネット利用や動画を視聴するのに十分な速度であり、人が集まりトラフィックが集中する東京でも快適に利用できるといえるのではないでしょうか?
特にスマートフォンを中心とした動画利用で速度に困ることは少ないでしょう。
山手線を通勤や通学で使う場合はぜひこの記事の計測結果を参考にして下さい。
目次
- 1 速度測定の概要とルール
- 2 大塚駅での測定結果
- 3 巣鴨駅での測定結果
- 4 駒込駅での測定結果
- 5 田端駅での測定結果
- 6 西日暮里駅での測定結果
- 7 日暮里駅での測定結果
- 8 鶯谷駅での測定結果
- 9 上野駅での測定結果
- 10 御徒町駅での測定結果
- 11 秋葉原駅での測定結果
- 12 神田駅での測定結果
- 13 東京駅での測定結果
- 14 有楽町駅での測定結果
- 15 新橋町駅での測定結果
- 16 浜松町駅での測定結果
- 17 田町駅での測定結果
- 18 品川駅での測定結果
- 19 大崎駅での測定結果
- 20 五反田駅での測定結果
- 21 目黒駅での測定結果
- 22 恵比寿駅での測定結果
- 23 渋谷駅での測定結果
- 24 原宿駅での測定結果
- 25 代々木駅での測定結果
- 26 新宿駅での測定結果
- 27 新大久保駅での測定結果
- 28 高田馬場駅での測定結果
- 29 目白駅での測定結果
- 30 池袋駅での測定結果
- 31 山手線各駅間の車内も計測しました
- 32 まとめ
速度測定の概要とルール
モバイルWi-Fiルーター「W03」・Androidスマホ「Blade S7 g05」を利用しWiFi設定は屋外用の2.4GHzに固定。
東京都山手線各駅のホームで計測しています。
WiMAX2+(最大220Mbps)の通信速度を計測するため、基本的にはWiMAX2+の通信のみ行うハイスピードモードを利用しました。
また、秋葉原駅・品川駅・渋谷駅・新宿駅・池袋駅では駅周辺の主要施設にて速度の測定をしています。
人気の待ち合わせスポットなど、人の集まりやすい場所でWiMAXがどの程度の性能であるかを客観的に知るためです。
その内で新宿駅及び渋谷駅の周辺では、WiMAX2+・LTE(最大150Mbps)の通信を自動的に切り替えるハイスピードプラスエリアモードでも計測しています。
大塚駅での測定結果
通常は東京駅または新宿駅からスタートするのがスマートな開始ですが、筆者の最寄り駅である大塚駅から開始となります。
ホームでの測定結果は下り8.14Mbps、上り5.65Mbpsでした。乗客はそれほど多くなくホーム周辺に目立った高層の建物などはありません。
山手線沿線の中でも家賃相場が安く池袋に徒歩でもいける立地の良い地域ですので、低コストで東京都内に住みたい人にはおすすめの街かもしれません。
WiMAXで固定回線のコストを下げる方法も活用できます。
巣鴨駅での測定結果
地蔵通りが有名なお年寄りの街、巣鴨駅のホーム計測結果は下り5.28Mbps・上り6.79Mbpsでした。駅のホームは地蔵通りへ向かうお年寄りや乗り換え客による多少の混雑がありした。
そのために電波干渉などがあったためか、以降調査する他駅より通信速度が若干遅くなっています。
また今回の計測では下りより上りの通信速度が速かったのが特徴的です。
駒込駅での測定結果
駅構内の掘割につつじが植えられていることで有名な駒込駅ホームでの計測結果は下り8.24Mbps、上り7.53Mbpsでした。
巣鴨駅ホームで速度低下しましたが、駒込駅で下り8Mbps台を回復。速度が落ちた巣鴨駅より利用者の数が少ない印象だったのでWikipediaで調べてみると、2015年の1日平均乗車人数が約39,000人と巣鴨駅の94,000人の半数以下であることが分かりました。
出典:jreast.co.jp
この人数の差が速度に影響しているかもしれません。
また近隣はお寺や教会など文化・宗教関連の施設が多く建物が比較的低層であることも速度が安定している一因ではないかと考えます。
田端駅での測定結果
治安がよく暮らしやすい街でもある田端駅の測定結果は下り9.07Mbps・上り6.13Mbpsでした。
山手線・京浜東北線の2路線が利用できスーパーも多くいので、独り暮らしに向いている地域でもあります。
この地域とWiMAXの相性は中々良さそうです。
西日暮里駅での測定結果
西日暮里駅ホームでの測定結果は下り8.76Mbps・上り7.16Mbpsでした。
3路線乗り入れの駅のため人の往来も多く、速度低下を心配したのですが下り8Mbps以上出ており安心しました。
高架の上にホームがあるため、計測した周囲は開けていて障害物なども特にありません。
日暮里駅での測定結果
繊維街の街として栄えて、今も下町情緒を残す日暮里。
その中心でもある日暮里駅ホームの測定結果は下り7.95Mbps・上り7.55Mbpsとなりました。
常磐線・京浜東北線の乗り換えをする駅なので乗客は多く、平均値を少し下回る数値でしたが気になるレベルではないですね。
鶯谷駅での測定結果
上野公園にも近く古の文化人たちが愛した地域、鶯谷駅ホームでの計測結果は、下り7.51Mbps・上り5.32Mbpsとなります。
足を伸ばせば上野公園にも徒歩5分程度で行ける駅ながら1日の平均乗車人数は25,000人を割っており、人の乗り降りは少ないです。
それでありながら計測値は下り7.5Mbpsと1日平均乗車人員の多い日暮里より若干遅い原因は不明です。
上野駅での測定結果
上野動物園・東京国立博物館など訪日観光客にも人気の上野公園の最寄り駅、上野駅は下り9.60Mbps・上り2.83Mbpsと下りが中々の数値をだしました。
国内外の観光客に大人気のスポットのため構内は人が多いものの、下り速度は数値です。
人が集まるスポットですので、UQがアンテナの強化などをしているのかもしれませんね。
御徒町駅での測定結果
アメ横や東上野コリアタウン(通称キムチ横丁)のスポットで人の往来が多い、御徒町駅の測定結果は、下り8.29Mbps・上り8.48Mbps。
上野浅草の中心に位置する駅ながら、遅さを感じられないのでこれくらいの規模の駅ではWiMAXの速度を心配する必要がないのかもしれませんね。
秋葉原駅での測定結果
秋葉原駅ホームでの計測結果は下り9.29Mbps、上り4.72Mbpsでした。
大きな駅なので乗客が多く混雑していました。
そのため、多少の電波干渉があったかもしれませんが今回山手線各駅ホームで測定した平均値(下り8.87Mbps・上り5.42Mbps)と比較しても通信速度は速いです。
世界に誇る電気街でもありますから、この地域でWiMAXが遅かったらと心配しましたが、杞憂でした。
ソフマップアミューズメント館前
東京でも屈指の観光スポットですので、秋葉原は下車して周辺の速度も計測します。
秋葉原駅電気街口から徒歩約3分のソフマップアミューズメント館前で計測したところ下り7.88Mbps、上り7.16Mbpsでした。
UDX前
秋葉原駅電気街口から徒歩で2分ほど(ソフマップアミューズメント館と反対側)の場所にあるUDX前で計測したところ、下り10.11Mbps・上り7.22Mbpsとなります
ソフマップアミューズメント館と比較すると周りは開けており見晴らしが良いため、数値が改善されたようです。
神田駅での測定結果
秋葉原に隣接しビジネスと観光で賑わう神田駅ホームは下り9.14Mbps、上り3.94Mbpsで平均値よりチョイ上の結果に。
周辺は高架下の飲み屋さんが賑わうなど、ビジネスマン向けのお店が立ち並んでいるため仕事で訪れる人が多い街なのでしょう。
速度はパソコンで利用しても不都合を感じない数値ですので、安心してネット通信を利用できます。
東京駅での測定結果
日本で一番高い駅は?のなぞなぞも存在する、全ての電車が登ってくる東京駅の計測結果は下り6.62Mbps、上り0.78Mbps。
皇居側はレンガ造りの重厚な駅舎、八重洲側は近代的なデザインの美しい駅です。
別路線のホームの屋根などに囲まれ、出張ビジネスマンのモバイル利用で回線に負荷がかかっているためか、他の駅と比較すると通信速度はかなり遅い数値が出ています。
下りは6Mbps確保されているので重たいデータも大丈夫ですが、アップロードが1Mbpsを切るので、データ付きのメール送信に少して手こずるかもしれません。
有楽町駅での測定結果
周辺は高層ビルも立ち並び人の往来も多い、有楽町駅ホームでの計測結果は下り8.78Mbps、上り8.42Mbpsでした。
有楽町駅のホームは東京駅ホームと比べて見晴らしがよく、速度もよく出ている印象です。
新橋町駅での測定結果
新橋駅ホームは周辺でモバイル通信を利用する人が多いのか、計測結果は下り6.56Mbps、上り3.85Mbpsと平均値より遅い結果となりまいた。
また東京駅と同じく、ホームが大きな屋根に覆われており見晴らしが悪く電波状況が悪いのも速度に影響しているかもしれません。
浜松町駅での測定結果
世界貿易センタービルや東京ガスなどの高層ビルに隣接する浜松町駅ホームでの計測結果は下り8.02Mbps、上り5.60Mbpsと平均的な数値です。
新橋駅より速度がアップしたことから、人の多さよりもホームの屋根の有無が通信速度に影響を与えるのかもしれません。
田町駅での測定結果
学生の街として栄える田町駅ホームでの計測結果は下り8.61Mbps、上り6.16Mbpsでした。
1日平均乗車人員が14万人と乗客が多い駅ながら、浜松町駅に引き続き通信速度は下り8Mbpsを超えです。
出典:jreast.co.jp
WiMAXは独り暮らしの学生と相性が良いサービスなので、速度が出ることは歓迎するべきことですね。
品川駅での測定結果
品川駅ホームでの計測結果は下り8.02Mbps、上り4.66Mbpsでした。
新幹線の乗換駅だけあって乗降客が多く混雑しており多少の電波干渉・通信混雑はあった可能性がありますが、他駅とそれほど変わりませんでした。
人の多いところではそれに備えてアンテナ設備も増強しているのかもしれません。
この辺りはアンテナ探しが得意な電波マニアのリサーチ報告に期待したいところです。
グランドプリンスホテル新高輪前
高輪口から徒歩3分の場所にあるグランドプリンスホテル新高輪前での計測結果は、下り17.30Mbps・上り6.78Mbpsとなりました。
品川アトレ前
品川駅港南口をでてすぐの場所にあるアトレ品川前での計測結果は下り9.58Mbps、上り7.10Mbpsとなります。
グランドプリンスホテル新高輪前と比較すると周りは建物に囲まれ見晴らしが悪く、通行人も多くおり、そのためか通信速度が下がっています。
大崎駅での測定結果
オフィスビルとマンションが共存する大崎の駅ホームは測定結果は下り20.10Mbps・上り11.38Mbpsと20の大台にのりました。
今回の測定で初めて下り20Mbps超えの観測です。
品川駅と比較すると見晴らしがよい場所でしたが、他駅との特別な違いを見つけ出せず速度アップの要因はわかりませんでした。
五反田駅での測定結果
五反田駅ホームでの計測結果は下り9.05Mbps・上り6.17Mbpsでした。
大崎駅より落ちるものの下り9Mbpsを超えています。
駅ホームが高い場所にあり、空がよく見えて見晴らし自体は非常によく電波環境は良いと考えられます。
目黒駅での測定結果
有名人や成功者が近隣に邸宅を構える目黒駅は下り8.28Mbps・上り2.53Mbpsと平均的な数値です。
五反田駅より見晴らしは良くないですが、下り8Mbps超を維持しています。この周辺は速度が出やすい地域なのかもしれませんね。
恵比寿駅での測定結果
昔はビールを運搬するため、今はおしゃれな街の玄関口恵比寿駅ホームは下り7.51Mbps・上り1.42Mbpsと8Mbpsを下回る結果となりました。
ホームが屋根に囲まれている駅とよく似た測定結果となっています。
渋谷駅での測定結果
JR東日本の1日平均乗車人員第5位の渋谷駅測定結果は下り6.65Mbps・上り3.31Mbps。
他駅と比べると通信速度は遅いです。
測定値は東京駅のそれとよく似ています。
大屋根に囲まれ見晴らしがよくないことに加え、ラッシュ時でないにも関わらずホームには乗降客で溢れており、電波干渉も考えられますね。
ハチ公前
ハチ公前での測定結果は下り5.69Mbps・上り1.64Mbps。周りは高い建物に囲まれ、他の測定地点に比べて速度は遅いです。
ハチ公前ではハイスピードプラスエリアモードでも測定を行い、結果下り7.05Mbps・上り7.35Mbpsでした。
若干ですが通信速度のアップが見られます。
ヒカリエ前
ヒカリエ前での測定結果は下り4.63Mbps・上り0.96Mbps。
周りは高い建物に囲まれ通行人も多く、他の測定地点に比べて通信速度は遅かったです。
特にアップロード速度の遅さは気になります。
写真をSNSにアップロードする際にもたつきを感じる数値です。
ヒカリエ前でもハイスピードプラスエリアモードでの測定を行った結果、下り8.52Mbps・上り6.30Mbpsでした。
WiMAXオンリーの通信速度と比べるとかなり速くなっています。
2.5GHzのWiMAX電波が届きにくい場所なのでしょう。
原宿駅での測定結果
原宿駅ホームでの測定結果は下り9.31Mbps・上り4.28Mbps。
渋谷駅と比較すると見晴らしはよい場所で、そのためもあってか通信速度が速くなっています。
渋谷駅から1駅移動しただけでも数値が変わるところがモバイル通信の面白いところです。
代々木駅での測定結果
代々木駅での測定結果は下り8.38Mbps・上り5.72Mbpsでした。
原宿駅と比較すると見晴らしは良くありませんが、高層ビルが立ち並ぶ景色と緑豊かな代々木公園の都会的な調和のある町並みです。
新宿駅での測定結果
1日平均乗降者世界ランキング1位の新宿駅ホームでの通信速度は下り5.29Mbps・上り2.34Mbps。
ホームは大きな壁に囲まれ見晴らしがよくない上、ラッシュ時でないもののホームは乗降客でごった返していました。
それが原因して電波干渉や通信の混雑があった可能性はあります。
ですが人数の割には大健闘しているのでは?というのが私の印象です。
これくらいの速度があれば、添付ファイル付きメールのやり取りから動画視聴まで対応する事ができますからねー。
アルタ前
新宿駅の近隣スポット、アルタ前は下り5.28Mbp・上り8.14Mbpsと下りが遅くの上りは速い測定結果に。
ビルが立ち並び、往来も激しいためか屋外でありながら速度が6Mbpsを下回っているのが気になりますね。
アルタ前ではハイスピードプラスエリアモードでの計測も行いました。
結果下り9.20Mbps・上り8.63Mbpsに改善されています。
WiMAXオンリーでも通常利用に影響がない速度は出ているため、オプション料金を払ってLTEを利用する必要はありませんが、一つの参考としてください。
新宿住友ビル前
新宿駅西口にある新宿住友ビル前での測定結果は下り6.82Mbps・上り1.50Mbps。
周りが高層ビル群に囲まれているためか、通信速度は他地点と比較して遅いです。
新宿住友ビル前ではハイスピードプラスエリアモードでも測定を行いました。
結果下り7.58Mbps・上り5.17Mbpsと速度がアップしています。
新大久保駅での測定結果
韓国系のお店が軒を連ねコリアンタウンとして名を馳せる新大久保駅ホームの測定結果は下り9.04Mbps・上り4.16Mbpsと平均より高い数値を観測です。
新宿駅隣接ですが大幅にスピードが改善したところを見ると、新宿駅はやはり回線の負荷が高い地域なのがわかります。
高田馬場駅での測定結果
学問と労働の街?高田馬場駅は下り10.25Mbps・上り6.16Mbpsと学生やサラリーマンに嬉しい測定結果になりました。
学生やサラリーマン街として少しあれた雰囲気もあるまちですが、新宿図書館など勉強に適した街でもあります。
これだけの速度が出ていれば、レポートや資料作成にWiMAXを利用して情報収集するのに十分ではないでしょうか。
目白駅での測定結果
目白駅ホームでの測定結果は下り14.85Mbps・上り7.89Mbps。
商業施設が立ち並ぶ池袋の隣駅でありながら、閑静な地域です。
駅のホームも大きな壁が目の前にありますが、見晴らしは良くそのためか通信速度も速くなっています。
山手線でも乗車人数の少ない駅であるため、測定中も乗降客はあまり見られませんでした。
池袋駅での測定結果
池袋駅ホームでの測定結果は下り10.40Mbps・上り6.67Mbps。
乗降客は多かったものの、電波干渉・回線混雑はあまり感じられませんでした。
東京芸術劇場
池口駅西口を出て徒歩1分の場所にある東京芸術劇場前での測定結果は下り10.96Mbps・上り6.94Mbps。
池袋駅周辺は高い建物が多いですが、ここは比較的開けており見晴らしがよいです。
ヤマダ電機 LABI1 日本総本店
ヤマダ電機 LABI1 日本総本店前での測定結果は下り9.52Mbps・上り9.36Mbps。
周辺は高い建物が多いですが、大きな通りが目の前にあるおかげで見晴らしは良いです。
山手線各駅間の車内も計測しました
ここからは山手線各駅間の速度測定の結果をレポートします。
山手線外回り走行中の車内でWiMAX2+の通信速度を計測した結果は以下のとおりです。
WiMAXに限らずモバイル回線は移動しながら利用する機会も少なくありません。
定点観測だけで速い遅いを判断していては、本当の使い勝手を知ることはできません。
測定の結果は、代々木・新宿間で下り1.77Mbpsとひと際遅かったのが目立ちますが、全体平均では下り6.9Mbps、上り4.87Mbpsしています。
経験上この程度の通信速度があればYouTubeのHD画質の動画を鑑賞するのが可能なレベルなので、スマホやタブレットで快適にインターネットを利用できるはずです。
まとめ
山手線全駅のホームと外回りの車内でWiMAX2+の通信速度を計測したところ、各駅ホームでは平均下り8.87Mbps・上り5.42Mbps、車内では平均下り6.90Mbps、上り4.87Mbpsという結果になりました。
こけだけの通信速度が確保できていれば、動画鑑賞をはじめホームページ参照なども快適に行えるでしょう。
この数値が遅いか速いかは読者の判断となりますが、筆者の経験上これだけの数値が確保できていれば利用に差し支えがないと考えています。