Dropbox Proに屈しました…
私個人が使って感じたメリット、デメリットや知見についてです。
現在の環境
執筆時現在、39.2GB(3.3%)/1035.9GB を利用しています。
MacbookAir(SSD128GB)と自宅のデスクトップマシン(Windows10)で同期して利用しています。
私個人は、MacbookAIrの容量の関係上クラウドサービスに大きなデータを置くことがあまりなかった(できなかった)のに慣れているため、Proを利用している他のユーザに比べると利用容量が少ないかもしれません。
容量10GBの壁
Dropboxには友人紹介キャンペーンや様々なイベントなどで追加容量を得ることができます。(=友だちがいないので容量が増えない問題)
DropboxはPC間の小さなファイルのやり取り、一眼レフやiPhoneの画像インポート、Alfred2や1Passwordなどの設定の同期、ソースコードの同期・バックアップに利用していました。
10GBという少ない容量でこれだけのタスクを行うにはとても厳しく、”運用でカバー” がお似合いな運用で約2年間利用していました。
運用でカバー
- 定期的に自宅WindowsでDropboxから外付けHDDにインポート画像を退避させて容量をあける
- 死んだプロジェクトは削除し、プロジェクトの数を減らす
カバーしきれないもの
- 容量が大きい1つの動画ファイルを撮影すると、画像インポート時に容量不足でインポートの中断、同期機能の中断が起きる
- 一眼レフのjpg+RAWは必ずと言っていいほどインポートに成功しない
- 友人が投げた大容量ファイルが同期されない(容量計算が各アカウント)
Dropbox Proにして何が変わったか
- 容量が1024GB増えた
- 画像インポートで機能停止がなくなった
- 「とりあえずここに入れておけばいいや」という感覚でファイルを同期できるようになり、精神的負荷がほぼなくなった
- LAN同期機能で大きな容量のファイルのLAN同期が容易にできるようになった(Dropboxクライアントが同一ネットワークセグメントに存在する必要がある)
- 友人側のストレージ容量が許す限り、フォルダ共有で大容量ファイルを扱えるようになった
- URL共有などの共有帯域の増加、パスワード設置、有効期限などの詳細設定ができ、共有がすごい楽になった
ファイルの運用変化
PC間の同期
Windowsは外付けHDDを割り当てているため問題なく全ファイルを同期できる余裕があるのですが、MacbookAirは128GBしかなく、またアプリケーションを大量に乗せているため常に人権がありません。
そのため、MacbookAirでは必要なファイルだけを同期できる ”選択型同期” 機能を利用し、容量の大きいフォルダを除外して同期しています。
また、画像をDropbox管理外から退避させる必要はなくなりましたが、MacbookAir管理外に退避させる必要が別途出てきたため、退避用フォルダを作ってWindowsでファイルの移動を適時行うようになりました。(Dropboxにかぎらずクラウドサービスを利用しているとよくある場面)
ファイルの共有
今まで大容量のファイルを共有する場合、owncloudを用意して利用していたため、Dropbox Pro以上のコストがかかっていました。
私からの共有であれば全てを補えるうえ、インフラを運用する必要もなくなりとてもコスパに優れているのではないかと思います。
まとめ
Dropboxは月1200円、年間12200円ですが、個人的には満足しています。
ただライトプランのような、500GBだけとかのプランも欲しいなと感じました。月1200円の月額、年間一括課金は抵抗があり、Proユーザ増加を止めている一つの原因ではないかと思います。