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サトゥ
2016/12/26
2016/12/26 更新
注目のプロダクトを生み出すベンチャー企業で、エンジニアはどのような働き方をしているのでしょうか。今回は"クラウドソーシングで働き方を変える"をビジョンに掲げる「ランサーズ」に訪問。CTOの横井 聡さんに入社の経緯、開発体制、実現したいビジョンを語っていただきます。
<プロフィール>
1985年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、初めはWebデザイナーとしてWebサイトの開発。その後SIerにてサーバサイド開発、フロントサイドエンジニアに転向するなど多岐にわたる開発業務に従事。前職では新規Webサービスの企画から運用までの全てに携わる。
2015年6月、ランサーズに入社。入社2ヶ月余りで同社のCTOに就任し、現在は開発チームだけでなく企画チームの統括も担当。複数プロダクトの成長を加速させている。
好きなマヨネーズを使った料理は「エビマヨ」。
横井さんは複数の転職を経験。ランサーズは5社目にあたります。
ランサーズに入社する前にいた会社ではWebデザイン、サーバーサイド開発、フロントエンド開発などを始め、サービスの企画、運用など多岐にわたる領域で活躍されていたとか。
幅広い業務を経験し、複数の転職をしてきた横井さんはなぜランサーズに転職したのでしょうか? まずはランサーズ入社の経緯を伺います。
前職では、エンジニアとしてサービス事業部長を担当。少数精鋭のチームを引っ張っていた横井さん。
職場環境には不満はなかったそうです。
「前職は居心地がよかったです。定時で仕事を終えて、開発者たちは自分の好きなコード、技術ラーニングをする楽しい組織でした。とても幸せだったんですが"これでいいんだっけ?"という思いもありました。それに、これまでは知り合いの紹介で仕事を選んできたこともあり、もっと"外の世界に出てみたい"と思ったことが出発点です。初めて転職エージェントを利用し、ランサーズにたどり着きました」(横井さん)
すでに様々な業務に従事し、成功体験も積み上がっていたものの、新たな挑戦を選んだのは現状に満足しない横井さんの姿勢に理由があるようです。
ランサーズを選んだきっかけは、もう一つありました。
「奥さんが福島県の出身なのですが、まだまだ一部では十分に仕事がない状況がありました。そんな中で、子供たちもそのまま地元に残ろうとすると選択肢は狭まってしまう。仕事の可能性を増やそうとすると、仙台や東京に場所を移すしかない。これって新卒採用で他の地方の学生たちと話していてもそうなんですが、まだまだ日本にありふれていると思うんですね。
そういった閉塞感のない、時間とか場所に選択を閉じられない、そんな可能性があるんじゃないか、というのがクラウドソーシングに興味をもったきっかけでした」(横井さん)
どこにいても仕事ができるクラウドソーシングに、可能性を感じた瞬間だったそうです。
「クラウドソーシングサービスを提供している会社は他にもあるのですが、ビジョンに一番共感できた点と、技術者として自分が貢献できそうな、解決すべきチャレンジングな部分が多くあると思い、ランサーズを選びました。」(横井さん)
こうして横井さんはランサーズの一員として、サービス開発を開始することになります。
しかし入社直後はCTOとして業務を行っていたわけではありませんでした。
はじめは1人のエンジニアとしてランサーズに入社した横井さん。
入社して2ヶ月余りが経った頃、代表の秋好さんからCTOのオファーが来たといいます。
CTOになった経緯をこう語ります。
「実は代表の秋好からオファーがあったとき、最初は断ったんです。
コードを書くこと以外の業務が増えて、自分がコードを書くことが出来なくなるんじゃないか。勝手にそう思っていました。個人的にはあと半年くらいはプレイヤーとして開発していた方がいいんじゃないか、など色々考えました。
でも最終的にはその考え方も自分に言い訳していたなと思うようになった。プレイヤーとしても、CTOとしてもバリューを出していけばいい。考え方を変えることが出来ました」(横井さん)
CTOになったことで仕事のし方に大きな変化はなかったといいます。
一方で考え方は大きく変化し、視座も高くなりました。個人として、一人のエンジニアとしてのコミットだけではなく、会社視点でのコミットもする。考えを転換したことから、横井さんのCTOとしての挑戦が始まることになります。
「就任当時、”CTOとはなんぞや”という空気が社内に漂っていました。CTOというのは、”経営陣の中で一番技術が分かっている人”という見方もあれば、”技術者のボスでないといけない”という見方もあり、人によって期待するものが違うことが多いポジションです。説得力を持たせなくてはいけない、バリューを出さないといけないと意識していました。分かりやすくいうと数字面やソースコードの解析、問題点の洗い出しなど細かい点も含めて存在価値を示そうとしましたね」(横井さん)
CTOの役割を明確に意識し行動していた横井さん。その後、全社に対して『自分はどういう人間なのか』を伝えるために『CTOウルトラ宣言』を発表します。
「"会社そのものをドライブしていく"といった内容で、”僕はこういうことをやります”と宣言しました。宣言をすることで後に引けない状況を自ら作ったんです。はじめ秋好に見せたとき、『ウルトラ』はついていなかったのですが、
ただの宣言じゃなく、これくらいの覚悟だぞ、という思いでウルトラを付け足しました。今や言葉が一人歩きして皆からウルトラウルトラ呼ばれています(笑)」(横井さん)
横井さんがCTOに就任してから、メンバーと「方向性」「目標作り」に関する個別面談を、半期に1回、1回につき2度実施しているといいます。
「半期に1回、メンバーとの個別面談を行っています。毎回1人につき2度行います。個人の成長のために1回目は方向性について。2回目は、もっといい目標にするにはどうすればいいかの擦り合わせをします。これからどんなスキルをつけるか、個人が成長するために何をすべきかを話して、来期の目標設定を一緒にします。一人一人との面談の時間は大切にしたいですね」(横井さん)
現在は20人あまりですが、これが100人になっても続けたいと話します。個人の成長を考えた個別面談を実施するのは横井さんなりのキャリア論が関係していました。
「例えば一つの技術に甘んじてしまうと、そのときに働いている会社では上手くいっているとしても、市場に出ると全く戦えないということが起きます。今は成果を出せていても、市場価値と乖離していったらあまり幸せなことだとは思えません。ですから市場価値を上げる経験と社内の業務経験の乖離をなくしていきたい。採用した以上はそこまでやらなくてはいけないと思っています」(横井さん)
横井さんが”成長”にフォーカスしてマネジメントを行っている環境の中では、どのようなエンジニアと働きたいと考えているのでしょうか。
「技術面でいうと、従来のプラットフォーム部分や新サービス『Quant(クオント)』のパフォーマンスチューニング、フロントエンド、複数サービスの基盤など多くのポジションがあります。でも、結局そこはなんでもいい。成長意欲があればいいと考えています。
成長意欲の対象が技術の深さ、専門性、事業の成長、企画、チームマネジメント、UI/UXでも何でもいい。成長課題を持って動ける人と働きたいですね」(横井さん)
『時間と場所にとらわれない、新しい働き方を創る』というビジョンがある。そのビジョンをエンジニアは”コードで実現するだけ”と話す横井さん。
ビジョンを形にするコードを書くことができ、ビジョンのためにコードを使える。
その上で自分の成長に真摯に向き合える人に来て欲しい。そう話します。
ランサーズではメンバーの適正を見つけ、スキルアップするために「ある試み」を行っているそうです。
「元々エンジニアインターンとしてうちで働いていた女性を採用した際に、社内の開発チームを全て回ってもらいました。これが結構良かった。他のエンジニアチームは勿論、インフラチーム、デザインチームにも参加してもらい、あとはCTO付けとして、自分が出る会議などにも出席してもらいました。
誰も教えていないのにPhotoshop使えるようになった!と言ってどんどん吸収していってくれる様子をみるのが面白いですね。”この子イケてるな”とメンバーの良さを発見出来るのもいいです。一つのチームにいてもそれだけが特性かはわからない。人数が増えてきてもやりたいですね」(横井さん)
望みさえすればチーム異動は可能。特に、今の人数感だと自由が効きやすくスキルアップには最適な環境だそうです。
新入社員に全チームを回る自由度があることからもわかるように、開発チームはプライベートでも仲がいいとか。
「毎週行ってるんじゃないかというくらい、土日にバス釣りに行っています。それぞれプロフェッショナルでありつつ、休日はお互い気兼ねなく遊べるくらい人間らしく働いていますね。本当に仲はいいと思います」(横井さん)
2015年6月に入社後、7月から開発のチームリーダーに。2016年10月には企画チームのマネジメントまで担当し、業務領域を拡げている横井さん。
開発と企画、両方を管理する上で、どんなことに力を入れているのでしょうか。
「ランサーズストア、Quantなど複数サービスを運営する中で、開発と企画に出来がちな乖離をなくし、統合していく必要があります。基本的には開発も企画も上手くやっている。しかし両者それぞれの思いがあるために、どうしてもプロセスが上手くいかないとき、間に入ることで円滑に回るように動いています」(横井さん)
また、会社としての成長についてはこう語ります。
「人々の働き方は、結婚、介護、そして災害など、色んな要素が絡みあっていて切っても切れない関係にあります。クラウドソーシングの場を与えることは出来ていても、その場がどれくらい意味が果たせるのか、これからはその先も確かめる必要があります。
本当に働き方を変えるためには、まだまだ働き方の変革を語るためのデータが足りない。『Quant』というマーケティングサービスは、コンテンツマーケティングにおいて、これまで受託制作に収まっていたデータを、その先のメディアに出た後のデータにまで対象を拡げて分析するサービス。他にも、ランサーズストアではスキルの可視化をすることによって、より精度の高い取引を実現しようとしています」(横井さん)
軸となるプロダクト「ランサーズ」から複数サービスの展開を行うことで、社会に対するインパクトを拡大することを目指すランサーズ。複数プロダクトの提供についても横井さんの持つ考え方を語ります。
「それぞれのサービスは独立して存在しているように見えますが、実現したいのは『時間と場所にとらわれない、新しい働き方を創る』ことです。我々が提供しているのは機能でも、サービスでもなく「価値」です。”ユーザーの価値ある体験”を作っている。僕らが作りたい世界の実現には一つのサービスでは足りないんです」(横井さん)
クラウドソーシングで世界を変えるため、解決するべき課題はまだまだあります。遠い未来の話としてではなく、現実的なビジョンの実現を加速していきたい、と熱く語っていただきました。
横井さんの挑戦、ランサーズの挑戦は今後も続きます。
ランサーズ株式会社
2008年、日本国内でトップシェアを誇るクラウドソーシングサービス「ランサーズ」を開始。「時間と場所にとらわれない、新しい働き方を創る」を経営理念とし、”働き方の改革”を目指している会社。
ランサーズが目指すことは単なるサービスの提供ではなく、ユーザーの喜ぶ体験を生み出すこと。「ランサー(*注1)第一主義」の姿勢は、創業当時から一貫しています。
*1.ランサー:ランサーズを通じて案件に従事する方の総称
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