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ちびドラマーチ

神奈川在住の1児の母です。妊娠期間の半分以上、本気で苦しんだつわりのこと。子育てのこと。大好きなドラマのレビュー書いています。

逃げるは恥だが役に立つ最終回ネタバレ感想 ここ数年で一番好きなドラマに出会えました

ドラマ ドラマ-2016年秋ドラマ

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逃げるは恥だが役に立つ最終回 ネタバレ感想

津崎のプロポーズに対し、好きの搾取だと言ってしまったみくり。

これを酷いととるか仕方ないととるかは男女で差が出そうですかね。賛否両論ありそうだけど、個人的にはこのプロポーズされたらちょっとショック・・・かな。

プロポーズと言うより、プレゼンだったのでまぁこう言われても仕方ないのかなぁ…と思ったり、津崎の性格を考えたら精一杯の愛情表現なんだよなぁ…とも思ってどっちも可哀想なような複雑な気持ちになった前回でした。

でも、リストラされたからっていうのがまずかったです。もちろん好きだからって言うのが前提にあるのは分かるけど、それは聞きたくない(汗)

夫婦は共同経営者

プロポーズを台無しにしてしまったことを公開するとともに、溢れ出るもやもや感にみくりは悩んでいました。

青空市の手伝いも、何だか賃金以上に予想以上に大変で、そこで結婚に対するもやもやが何なのかが分かったのです。

金額以上の働きを求められることがもやもやポイント!

確かに、青空市に関してはそうなんだけど、結婚にたいしてそこにもやもやを感じたことが無かった私はあんまり腑に落ちず。みんなこの辺はみくりに共感出来るのかな?

みくりは津崎と恋人である前に雇用関係だったから、もやもやしてしまったんだと思う。普通のカップルはたぶんここでそんだにもやもやしないよね。

 

ここから微妙な関係になり、うまくいかなくなってしまうのではと思っていましたが、全然違いました!

意見がすれ違ったら、とことん話し合って解決する。この2人は数ヶ月で本当に恋人らしくというか夫婦らしくというか良い関係になったと思います。

夫婦の場合、夫が評価しなければ妻は誰からも評価されない

一体何年言われ続けてるんだと思うこの問題。評価=愛情=感謝だと思うんだけど、これはどちらにも言えることで、感謝の気持ちを忘れたら夫婦終わりだと思います。

津崎が言った「夫婦は共同経営者」と言う言葉、すごくしっくりきます。一つの家計を支えるメンバーなんですよね!対等だし同志だし親友だしみたいな。

 

津崎の転職に伴い給与が下がることを、みくりがタウン誌のライターとして働き補填することになります。

共働きで疲れ果てる二人がまさに現代病

真田丸のパロディが面白かったけど、問題はかなり深刻です。

今までみくりがしていた家事を津崎と二人で分担しどうにか家計を回そうとしますが、共働きで家事をこなすというのは並大抵ではありません。

多くの家庭が共働きの今、こうして家事分担をしてもなかなかうまく行かないことが多いです。

お互い疲れて家事…相手が出来ていないことが目につく、自分はこんなに頑張っているのに!ともやもやイライラする気持ちはすごく分かります!

自分の分担も満足にこなせなくなってきて、家事を全然楽しめなくて、相手との関係性もどんどん悪くなってくる。みくりと津崎の仲がギクシャクしてきて、1人追い詰められていくみくりの様子を自分に重ねてしまった方も多いんじゃないでしょうか?

特に完璧主義の方はこうなりやすいと思います。良い意味で鈍感と言うか、細かいことは気にしない性格だとこうはいかないんですけどね。

選ばれたくて、認めて欲しくて、なのになりたい自分にどんどん遠ざかる

余裕がなく、津崎に優しく出来ない自分を責めるみくり。うんうん、分かる!分かるよ!(涙)

こうなってる夫婦がどれだけ日本にいることか、もうこれは現代病ですよね。本当どうにかして欲しいよ(誰に)

津崎が男らしく成長している!

幾度と重ねる経営者会議も行き詰まり、「止めるんなら今です」とケンカ腰になってしまうみくり。

仕事で疲れて、分担の家事を頑張って、疲れてしまったんですね・・・。うまく出来ない自分にもイライラするし、相手には申し訳ないし、どこにぶつければいいのか分からないようなイラつき。お風呂場にこもってしまったみくりを救ったのが津崎でした。

みくりさんが閉じたシャッターは、僕が閉じたものと同じかもしれない

みくりと出会った頃の津崎は、自尊感情の低さからすぐに卑屈になったり、みくりと近づくのが怖くて突き放すような事を平気で言っていました。

それでもみくりは諦めず、何度も何度も津崎に近づこうとしていたのを思いだします。心のシャッターの開け方を教えてくれたみくりを、今度は津崎が救うという行き過ぎる演出!展開!

 

何とかなるよ、大丈夫だよ、生きるのは面倒くさいから二人でいようよって、もうこっちを正式なプロポーズにして欲しいよ!!!

津崎が本当に男としても人間としても成長していて・・・人間っていくつになっても成長出来るんだなぁとしみじみ思いました。

百合と風見の歳の差カップルの行方

風見の思いを知った百合は、二人で話そうと自宅へ招きます。

しかし、そこでの答えはやはりNO・・・。17歳差という歳の差が年上の百合に重くのしかかります。10歳位ならここまでハードルは高く感じないのだと思いますが、17ってなると相当な覚悟がいりますよね。

このまま友達でいようと言う百合に対して、風見はもう終わりにすると言います。

 

青空市、バーのマスターに連れてこられた風見は百合と二人きりで話をします。あのポジティブモンスターも最後にいい仕事しましたね!まぁ、ありがちな展開なんですがお互いが自分の気持ちに素直になれて良かった。

 

「好き」だと二人で伝え合った後、抱きしめられた百合が初めて本音を見せたシーンが可愛すぎてヤバかったです~~~~~~!!!

会えなくて、寂しかった

これ、きゅんきゅんポイントですね!!!この二人の今後が見たい。(どうやら原作では百合のスピンオフがあるようです)

無限に広がる未来

青空市は多少のトラブルもあったけど、みんなの頑張りにより成功しました。

みくりは、「小賢しい自分を必要としてくれる場所がある」ということを最後の最後で気付けたようです。そんな自分の良い部分を生かせる職に出会えるといいですね。

この小賢しいっていうのがみくりにとっての呪縛になっていたのですが、津崎がそれを解き放ってくれました。

僕はみくりさんを下に見たことはないし、小賢しいなんて思ったこと、一度もありません

ずっとずっと付きまとっていた心の傷・・・それをたった一言ですべて消し去ってしまうんだから「好き」って気持ちは凄いなぁ。これを言ったのが津崎だからここまでみくりの心に響いたんです。

 

ぎゅーーーーっと抱き合う二人に、わらわらと集ってくる人々(THE・最終回って感じ)この辺りは少し笑ってしまいましたが、ハッピーエンドで良かったです。

 

二人の最後の妄想は、懐かしの「東京フレンドパーク」風。その後の二人を視聴者にも妄想させてくれるような色々な未来で・・・最後の最後までにやけてました(笑)

未来の選択肢は無限大にある。それを切り開くのはいつだって自分たちで、どんな風にだって生きていけるんだって言うメッセージが込められていた気がします。

 

そう言えば、沼田のLINEの相手「YURI」ってずっと百合だと思ってたけど、なんと百合の後輩君だったとは!!!!

色々とすっきりさせてくれて本当に楽しいドラマでした。やっぱり笑えて楽しいドラマが一番好きですね。間違いなくここ数年でもかなりトップに入る出来だったと思います。

 

 

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