糸魚川の大規模火災 火はどう広がったか
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新潟県糸魚川市で住宅などおよそ150棟が焼けた大規模火災。住民などの目撃証言から、火は、強い南風にあおられながら燃え広がり、およそ3時間ほどで、火元から300メートルほど離れた日本海側の海岸近くにまで達していた状況がわかってきました。
午前10時半ごろ、糸魚川市大町1丁目のラーメン店から火が出ました。
店から120メートルほど離れた場所に住む松木秀樹さん(60)は、「出火したと聞いて行ってみると、煙が出ていて火の粉が飛んでいました。ベニヤ板が燃えながら風にあおられて飛んでいるものもありました」と証言しています。
火は店の天井を破り、建物のひさしをつたって、燃え広がっていったといいます。
店から120メートルほど離れた場所に住む松木秀樹さん(60)は、「出火したと聞いて行ってみると、煙が出ていて火の粉が飛んでいました。ベニヤ板が燃えながら風にあおられて飛んでいるものもありました」と証言しています。
火は店の天井を破り、建物のひさしをつたって、燃え広がっていったといいます。
ラーメン店から出火
午前10時半ごろ、糸魚川市大町1丁目のラーメン店から火が出ました。
店から120メートルほど離れた場所に住む松木秀樹さん(60)は、「出火したと聞いて行ってみると、煙が出ていて火の粉が飛んでいました。ベニヤ板が燃えながら風にあおられて飛んでいるものもありました」と証言しています。
火は店の天井を破り、建物のひさしをつたって、燃え広がっていったといいます。
店から120メートルほど離れた場所に住む松木秀樹さん(60)は、「出火したと聞いて行ってみると、煙が出ていて火の粉が飛んでいました。ベニヤ板が燃えながら風にあおられて飛んでいるものもありました」と証言しています。
火は店の天井を破り、建物のひさしをつたって、燃え広がっていったといいます。
風にあおられ北へ広がる
火はその後、南風にあおられる形で30分ほどかけて北側に燃え広がっていったということです。
現場近くに親せきの家があるという久保雄さん(84)は、「出火直後から火事の様子を見ていました。初めは火の手もそれほど大きくなかったので、いったん現場を離れて30分ほどあとに様子を見に来たら、火元とは離れた数か所であちこちから火の手が上がっていました」と話しています。
現場近くに親せきの家があるという久保雄さん(84)は、「出火直後から火事の様子を見ていました。初めは火の手もそれほど大きくなかったので、いったん現場を離れて30分ほどあとに様子を見に来たら、火元とは離れた数か所であちこちから火の手が上がっていました」と話しています。
次々と飛び火
午前11時ごろには、火が出た地点から200メートルほど離れた地点にまで火が到達したという複数の証言が得られています。
そしてまもなく、北側を走る本町通りを越えて火の粉などが飛んでいき、さらに燃え広がっていったということです。
その時の様子について酒販売店の小坂功さん(56)は、「近くの店に飛び火すると、うちわであおったように風で炎が大きく燃え上がり、あちこちで火の手が上がっていました。また、料理店の屋根に飛び火したあと、屋根から煙が出ていました」と話しています。
火はさらに北に燃え広がり、正午ごろには火が出た地点から250メートルほどの場所にまで到達しました。
そしてまもなく、北側を走る本町通りを越えて火の粉などが飛んでいき、さらに燃え広がっていったということです。
その時の様子について酒販売店の小坂功さん(56)は、「近くの店に飛び火すると、うちわであおったように風で炎が大きく燃え上がり、あちこちで火の手が上がっていました。また、料理店の屋根に飛び火したあと、屋根から煙が出ていました」と話しています。
火はさらに北に燃え広がり、正午ごろには火が出た地点から250メートルほどの場所にまで到達しました。
海岸沿いまで到達
そして午後1時すぎ、燃え広がった火は海岸沿いにある老舗の日本料理屋にも燃え移ったということです。
電気店を営む加藤康太郎さん(46)は、火が海岸近くにまで達する様子を自宅の屋根の上から撮影していました。
加藤さんは「屋根の上にあがって確認すると風が吹き込んでいて火のまわりが早かったです」と話していました。
火はおよそ3時間ほどで火元から300メートルほど離れた日本海側の海岸近くにまで達していました。
電気店を営む加藤康太郎さん(46)は、火が海岸近くにまで達する様子を自宅の屋根の上から撮影していました。
加藤さんは「屋根の上にあがって確認すると風が吹き込んでいて火のまわりが早かったです」と話していました。
火はおよそ3時間ほどで火元から300メートルほど離れた日本海側の海岸近くにまで達していました。