こんにちは!早稲田生ブロガーけいぼーです。
古文がまったくわからない、意味不明という受験生多いのではないでしょうか?
ぼく自身も勉強を始めたころ一番嫌いな科目が古文でした。
模試では0点を取ったこともあります。(笑)
しかし、そんなぼくにも早稲田の入試で合格点を取れるくらいに成績を伸ばすことができました。
そこで今回は、古文の成績を伸ばすための勉強法について書いていきたいと思います。
それでは、行きましょう。
1.古文単語を頭に叩き込む
古文も昔の日本語、つまり語学なのです。
ということは、(もちろん相違点はありますが)英語を学ぶように勉強して行けば必ず成績は伸びるということです。
そこで、まずは英語同様とにかく単語を頭に叩き込みましょう。
しかし、英語と違って古文の単語は覚えるのが非常に簡単です。
なぜかというと、
- 昔の日本語であるため、語源にさかのぼることができる
- 覚えるべき単語数が少ない
からです。
1について、古文の単語は語源にさかのぼれば納得がいき、覚えることができます。
たとえば、「ありがたし」。
「ありがとう」だと思った、そこのアナタ!違いますからね!
「ありがたし」は「有り難し」。
つまり、「有ることが難しい」→「めったにない」という意味なのです。
こんな風にして、語源までさかのぼれば古文単語は簡単に覚えることができます。
2について、古文は今の日本語に通じている部分もあるため、覚えるべき古文単語は、
- 今とは違う意味で使われている単語
- 今使われていない単語
この2種類なのです。
そのため、英語のように1から10まで覚えるというよりも、前から知っているような単語もあるため、上記の2種類に分類されるような単語だけを覚えていけばいいのです。
そう考えると、気が楽になってきませんか?(笑)
おすすめの単語帳を以下にあげておきます。
この中のいずれか1冊をまず極めましょう。
古文の成績を上げる第一歩として、まずは古文単語をマストで覚えましょう。
2.助動詞を頭に叩き込む
つぎに、助動詞を頭に叩き込みましょう。
そもそも、助動詞って知ってますか?ぼくは、勉強したてのころ知りませんでした。(笑)
助動詞とは、簡単に言うと、「動詞を助けるもの」。
具体例をあげると、「彼に殴られた。」という文章があったとします。
そこでは「殴る」という動詞の未然形「殴ら」に、「る」の連用形「れ」がついたことによって、「殴る」という動詞に「~される」という受け身の意味が付与されます。
要するに、助動詞によって動詞が助けられて、動詞に意味が付与されるのです。
古文にもそれと同様に、動詞に意味を付与する助動詞というものが存在します。
そして、古文の読解には助動詞が不可欠であるし、古文では助動詞を聞くような設問も出てきます。
おすすめの参考書を以下にあげておきます。
インプットが終わったら、以下の問題集にも取り掛かりましょう。
古文の成績を伸ばすためには、助動詞の習得が絶対に必要です。
なので、古文の成績を伸ばすためにも動詞の勉強をしましょう。
3.助動詞以外の文法事項を頭に叩き込む
つぎに、助動詞以外の文法事項を叩き込みましょう。
そうはいっても、助動詞以外の文法事項はそこまで多くないので、さくっと覚えてしまいましょう。(笑)
4.長文を読んで読解に慣れていく
古文単語・助動詞などの古文文法を頭に叩き込んだら、古文の長文を読み始めましょう。
古文の単語と文法を覚えた後ならば、勉強する前ほど古文が意味のわからないものと感じることは減ると思いますが、それでもすらすら古文が読めるという段階まではいかないでしょう。
そこで、古文の長文を読んでいく中で、単語・文法の観点だけではおさえられない長文読解に必要な読解法や慣れをどんどんつけていきましょう。
古文には物語や随筆などさまざまな種類があり、それぞれに読み方があります。
そういったものは単語・文法では補えないので、参考書・問題集などで学んでいきましょう。
おすすめの参考書は以下のものになります。
おすすめの問題集は以下のものになります。レベル順に並べておきます。
5.古文常識を覚える
最後に、古文常識を覚えましょう。
ただ、はっきり言って、古文常識は長文を読んでいく中で覚えるだけでも十分だと思います。
時間に余裕があったり、古文をもっと伸ばしたいという方は、古文常識を別途で学ぶのもいいでしょう。
古文常識というのは、現代の常識とはかけ離れているものがたくさんあります。
例えば、ストーカーのように女の子の家をさまよい、ことを()するときだけ
おすすめのものは以下のものになります。
さいごに
古文というのは本当にとっつきにくい科目だと思います。
ぼくも成績がなかなか上がらなくてイライラした時もありました。
しかし、最後まであきらめずにやり続ければ必ず成績は伸びます。
自分を信じて、頑張りましょう。
それでは!