生食用カキからノロウイルス検出 宮城の全海域で出荷見合わせ
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宮城県内で水揚げされたカキからノロウイルスが相次いで検出され、宮城県漁業協同組合が県内すべての海域で生食用カキの出荷を見合わせたことを受けて、生産者からは落胆の声が出ています。
宮城県漁協は生食用のカキについて、検査の結果、県内11の海域のうち10の海域でノロウイルスが検出されたことから、今月20日から25日までの6日間、県内すべての海域で生食用のカキの出荷を見合わせることを決めました。
宮城県漁協によりますと、少なくとも平成9年以降、県内すべての海域でカキの出荷を見合わせるのは初めてだということです。
カキの生産者で、宮城県漁協松島支所運営委員会の高橋幸彦委員長は「今月がカキ生産の最盛期なので、生産できないのは大変だ。ノロウイルスは寒くなるとさらに増えるので、この先、年明けに向けて明るい気持ちにはなれない。多くの生産者は、今シーズンは諦めという感じです」と話していました。
次の検査結果は今月26日に出る予定で、ノロウイルスが検出されない海域では出荷を再開する方針だということです。
宮城県漁協によりますと、少なくとも平成9年以降、県内すべての海域でカキの出荷を見合わせるのは初めてだということです。
カキの生産者で、宮城県漁協松島支所運営委員会の高橋幸彦委員長は「今月がカキ生産の最盛期なので、生産できないのは大変だ。ノロウイルスは寒くなるとさらに増えるので、この先、年明けに向けて明るい気持ちにはなれない。多くの生産者は、今シーズンは諦めという感じです」と話していました。
次の検査結果は今月26日に出る予定で、ノロウイルスが検出されない海域では出荷を再開する方針だということです。