安倍晋三首相は21日午前、首相官邸で開かれた総合科学技術・イノベーション会議(議長・安倍首相)と経済財政諮問会議(同)の合同会議であいさつし「基礎研究には大学などが経営改革と資金調達の多様化を進め、長期的視点に立って取り組むことが極めて重要だ」と述べた。
合同会議ではノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典東京工業大学栄誉教授が講演し「研究には長期的視点が非常に大事」と基礎研究の重要性を訴えた。安倍首相は「若手の挑戦意欲や自律性を高めるような環境を構築することが大切だ」と応えた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕