圏央道の茨城県区間、2017年2月に全線開通 関東各地~成田のアクセス向上

圏央道の茨城県区間28.5kmが2017年2月に開通。東名高速から東関東道までがつながります。

東北道~常磐道間が全線開通

 国土交通省とNEXCO東日本は2016年12月20日(火)、圏央道の境古河IC~つくば中央IC間28.5kmが、2017年2月26日(日)に開通すると発表しました。

 暫定2車線(片側1車線)で、途中には坂東IC(茨城県坂東市)と常総IC(同・常総市)が設置されます。

圏央道の境古河IC~つくば中央IC間が2017年2月26日に開通する(画像出典:国土交通省)。

 開通により圏央道は、放射状に伸びる東名高速、中央道、関越道、東北道、常磐道、東関東道の6路線と接続。成田空港から関東各地へのアクセスが向上します。国土交通省とNEXCO東日本によると、成田空港に直結している新空港IC(千葉県成田市)から、秩父地方の玄関口にあたる関越道の花園IC(埼玉県深谷市)までの所要時間は、現在の都心経由より20分短い115分になることから、今回開通する圏央道にルートを変更しようと検討している高速バス会社もあるとしています。

 新空港ICまでの通行料金(普通車)は、関越道の川越ICから4390円、花園ICから4990円、東北道の久喜ICから3340円です。

【了】

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