Nintendo SwitchがVRに対応? 特許書類の中にVRヘッドマウントディスプレイらしき図面が見つかる
Switchのディスプレイ部を挿し込むVRゴーグル
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任天堂がNintendo Switchについて特許出願した書類の中に、VR用のヘッドマウントディスプレイ(HMD)と思われる図面が発見されました。据え置き型と携帯ゲーム機のハイブリッドとして「全く新しいコンセプト」を打ち出した任天堂の新型ゲーム機ですが、第三の楽しみ方が提示されるかもしれません。
今回の報告は、海外のゲーム技術系掲示板であるNeoGAFのフォーラムメンバーRöstiによるもの。任天堂が提出したNintendo Switch関連ドキュメントの61ページに、図60として次のような機器の図解が含まれていました。そして125ページには、この機器はメインユニット(液晶ディスプレイのある中央部分)を装着できるアクセサリーの一例とあり、「いわゆるHMD」と明記されています。
このHMDはNintendo Switchのメインユニットを挿入できる部分があり、2つのレンズを通して両目でディスプレイを覗き込み、広い視野角を確保するという方式。つまり11月にGoogleが全世界で発売したVRゴーグルのDaydream Viewや、サムスン製のスマートフォンをメガネに当たる部分にはめ込むGear VRと同じコンセプトにもとづいていると思われます。HMDを装着しているときも、2個のコントローラーで操作はできるとのこと。
VR機器には頭や視点の動きと映像を合わせるトラッキング機能は欠かせません。この点についても言及があり、メインユニットには加速度センサーや角速度センサーが内蔵され、HMDの動きに応じて描画を変化させたり、目線の方向によってバーチャルカメラ(ゲーム内の仮想カメラ)の向きを変えられるとあります。
ただし、「Nintendo Switchに加速度センサーが搭載される」ことは決定事項ではありません。もし本体に搭載されなかった場合はHMDに搭載するとあり、その点についての仕様は依然ベールに包まれたままです。
現時点では「特許出願があった」以上の事実はなく、HMDが本体と同時発売される保証もありませんし、結局は製品化されない可能性もあります。いずれにせよ、来年1月13日に開始される「Nintendo Switch プレゼンテーション 2017」にて、本体や周辺機器についての続報を待ちたいところです。