時代行列が練り歩く「お渡り式」 奈良
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古都、奈良の師走を彩る「春日若宮おん祭」で、華やかな時代行列が通りを練り歩く「お渡り式」が行われました。
五穀豊じょうを祈る「春日若宮おん祭」は奈良の春日大社に平安時代から伝えられ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。17日は、平安時代から江戸時代までさまざまな時代の装束をまとったおよそ1000人の行列が練り歩く「お渡り式」が行われました。
行列の中心となる黒い装束を身にまとった「日使」という貴族をはじめ、白装束のみこや稚児などが馬にまたがり、奈良公園の前など市内中心部の通りを練り歩きました。沿道には観光客など大勢の人たちが集まり、優雅に歩みを進める華やかな行列をカメラに収めるなどして古都の師走の風情を堪能していました。
行列を見物した男性は「初めて見ましたが、歴史を感じる重みのあるお祭りですね」と話していました。
行列の中心となる黒い装束を身にまとった「日使」という貴族をはじめ、白装束のみこや稚児などが馬にまたがり、奈良公園の前など市内中心部の通りを練り歩きました。沿道には観光客など大勢の人たちが集まり、優雅に歩みを進める華やかな行列をカメラに収めるなどして古都の師走の風情を堪能していました。
行列を見物した男性は「初めて見ましたが、歴史を感じる重みのあるお祭りですね」と話していました。