みなさん、こんにちは。スマホの2年契約が終わって格安SIMに乗り換えた今村です。たいていWi-Fiがある環境にいてパケ放題とか払ってる意味が全くなかったので、データ通信は使った分だけ払うプランになって月々の料金が3分の1になりました。わーい。
で、それはいいんですが、どこで申し込みしようか検討するときに「一番お得なのはどこだ!」みたいに結構ムキになって調べてる自分がいて、なんつーか、自分にちょっとがっかりしました。格安SIMであればどこでも今までよりかなり格安になってたわけでぶっちゃけどこでも大きく変わらなかったのに、微妙な料金の違いまで一生懸命調べてて、後から我に返って「あんた人生の時間の使い方間違ってるでしょ……」と自分で自分にツッコミました、ええ。
それで「お金に対する潜在的な価値観みたいなのがマズイのかなぁ?」と思ってちょっとググってたらMoney Scriptsというのを見つけました。へぇーと思ったので今日はこれについて書きます。
- Money Scriptsとは
- 悪影響がある3つのMoney Scripts
- 良くも悪くもなり得るScript:Money Vigilance (警戒)
- あなたのMoney Scriptsは?
- 職業別に見た典型的なMoney Scripts
- まとめ
Money Scriptsとは
Money scriptsとは金融心理学者のBradley T. Klontz氏とSonya L. Britt氏が検証し提唱したコンセプトで、周りの大人や環境によって子供の頃に植え付けられたお金に関する価値観のパターンです。これらは通常無意識のものですが、大人になった時のお金に対する考え方や行動に大きく影響を及ぼします。
実際の論文を見たい人はこちら↓
How Clients’ Money Scripts Predict Their Financial Behaviors (PDFが開きます)
悪影響がある3つのMoney Scripts
2人によると、大人になった時に悪影響を及ぼす価値観は主に以下の3パターンに分けられます。
Money Avoidance(回避)
Money Status(ステータス)
Money Worship(崇拝)
良くも悪くもなり得るScript:Money Vigilance (警戒)
あなたのMoney Scriptsは?
コンセプト的にはわりと簡単なので、上の説明を読んだだけで結構自分にどの傾向があるのか分かる部分もあるかもしれませんが、客観的に評価して欲しい!っていう人にはテストもあります。以下のサイトに行ってちょっとスクロールすると出てきます。
How much does money matter to you? Take the test | Money | The Guardian
全部英語なんですが、大丈夫です!今村が下に対訳作っておきました。テストの形式はそれぞれの項目に自分がどれくらい当てはまるか6段階で選ぶだけで、全部選択して最後の[Submit→]のボタンをクリックすると集計結果が出ます。
項目の対訳
選択肢は以下の通りです。(すべての項目で同じ)
- =そう思わない
- Disagree a little=あまりそう思わない
- Agree=そう思う
- Strongly agree=全くそう思う
項目は上から順に以下の通り。
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I do not deserve a lot of money when others have less than me=もっと貧乏な人がいるのに自分がお金持ちになるべきではない
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More money will make you happier=もっとお金があればもっと幸せになれる
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Money buys freedom=自由はお金で買える
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I would be a nervous wreck if I did not have an emergency fund=いざという時のための貯金がなかったら心配でたまらなくなる
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If something is not considered the “best”, it is not worth buying=最高級のものでなければ買う意味がない
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Rich people are greedy=金持ちというのは欲深い人たちだ
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Poor people are lazy=貧乏人というのは怠慢だ
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If you cannot pay cash for something, you should not buy it=現金で買えないようなものは買うべきではない
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It is not OK to have more than you need=必要以上のものを所有するのはよくない
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I will not buy something unless it is new (eg car, house)=新品じゃないものは買わない(車や家など)
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People get rich by taking advantage of others=金儲けする人は他人を利用している
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It is important to save for a rainy day=まさかの時のために貯金しておくことは大事だ
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You can never have enough money=お金はいくらあっても足りない
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Money would solve all my problems=お金さえあれば自分の問題は全て解決する
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Your self-worth equals your net worth=自尊心と純資産は釣り合っているものだ
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You should always look for the best deal, even if it takes more time=時間がかかっても一番おトクなものを探すべきだ
結果の見方
それぞれのMoney Scriptについて24点中何点という形でスコアが出ます。高ければ高いほどそのMoney Scriptの傾向が強いことを示し、だいたい半分の12点以上になるとその傾向があるという判定になります。複数のMoney Scriptsに当てはまることもよくあることで、一見相反するScriptsの組み合わせであることもよくあるそうです。
職業別に見た典型的なMoney Scripts
ちなみに、Klontz氏とBritt氏の研究によると、職業でその人のMoney Scriptsを予測してどのような影響を受けやすいか判断することができるそうです。
例えば、お金に関してアドバイスする職業であるファイナンシャルアドバイザーと比べた場合、精神医療専門家はMoney Avoidanceの傾向があり、ビジネス経営者はMoney Statusの傾向があるそうです。そして精神医療専門家、ビジネス経営者、教員はお金のことをなるべく考えないようにして明細なども見ない傾向があるとか。
お金に対する価値観とその人の職業の選択が相関しているというのはある程度納得できる話ですが、教員の傾向がお金のことを考えたり話したりしたがらないっていうのは問題のひとつかもしれないですね。
まとめ
どうでしたか?
あたしはお金が全てとは思っていないけど、お金で買える自由はあると思ってるし、コンスタントにお金の心配をしなくていいほうが精神的負担が少ないと思ってるのでその辺がMoney Worshipの傾向としてちょっと表れてるみたいです。あとMoney Vigilanceも当てはまるみたいです。個人主義のアメリカで暮らしていた時はわりと自分の努力が自分の成果に直結している感覚があってお金の心配もあまりしませんでしたが、日本に帰ってきてからは社会全体がヤバくて自分の努力とかあんまり関係ないっていう感覚が強くなってきてるので、あたしの場合ちょっとMoney Vigilanceが過剰になってるのかも、と思いました。
なんにせよ、自分は潜在的にこういう傾向があるんだなと認識しておくと行動していて(またはする前に)気づけていいですよね。あたしもMoney Vigilanceが過剰になってまた細かいことを延々と分析したりしないよう気をつけます。