悪臭を甘い香りに変える潤滑油

注文殺到、環境改善に期待

 シキボウや山本香料(大阪市)、凸版印刷が、くみ取り式トイレや浄化槽のし尿を回収するバキュームカーから出る悪臭を「甘い香り」に変える潤滑油を開発した。販売を始めたところ、汚水処理施設の整備が不十分な地方などの環境改善につながるとして注文が殺到している。

 利用先からは「悪臭がしなくなり、作業負担が減った」と好評だ。

 潤滑油はバキュームカーのタンクに汚物を吸い取る真空ポンプに用いる。潤滑油の香りが臭いと混ざり、甘い香りに変わる仕組み。香料の調合を工夫し、臭いが加わると芳香を放つようにした。ペット用品などの消臭剤を改良して製品化した。

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