「君のひざうらにココアを注いで飲みたい」
女性の皆様。男性にいきなりこう言われたらどう思うでしょうか。
おそらく、そもそも言っている意味が分からないでしょう。
僕はこの言葉を女性に対して言い、嫌われる羽目になりました。
ことの発端はこのクラウドファンディングです。
1万5千円を集めてサクセスしましたが、リターンの一つに「ココアに入れてほしいとリクエストのあったものを実際に入れてみて感想を言う」というものがありました。
ココアは実は意外なものと相性が良かったりするので、僕が実験体になってお互いにそれを発見できればいいなと思ってこのリターンを設けました。
とある人はヨーグルトを指定し、またとある人はチーズを指定しました。
すこしあたまがわるい人は蕎麦を指定し、さらにあたまがわるい人はジンギスカンを指定してきました。
なかなかですが、まだまだかわいいもんです。
ひざうら奨励委員会会長の要望に比べたら....
そう、彼の要求はこれでした。
彼のスケール感覚が理解できない。
食材をココアに入れる。ココアは食材を入れられる。
普通ココアはマグカップに入れるものですが、この場合お風呂をココアで満たさないととひざうらは入らない。
おそらく「ひざうらに」を「ひざうらを」と書いてしまったのだろうと思って聞き返しました。
これ以上このやり取りを行ってもらちが明かないので、
ひざうらにココアを入れて飲むことにしました。
ちなみにイメージとしてはこういうことだそうです。
この写真はおそらく、醤油です。
確か彼は
女の子のひざうらに醤油垂らして寿司食ってました。最低です。
そんなことがあって僕は今、ひざうらにココアを注いで飲ませてくれる女の子を募集しているのです。
リアルで会った女性数名にもこの話を持ち掛けました。
ココアのクラウドファンディングのこと。
ひざ裏奨励委員会のこと。
順番に説明していき、最後に「...だから君のひざうらにココアを注いで飲みたいんだ!」と筋道を立てて説明しているのですが、
そもそもココアのクラウドファンディングから理解されません。
そして、僕は女の子に軽蔑されていきます。
得たものより失ったものの方が多いと思います。
もう、失いたくはありません。
どなたか、ひざうらにココアを注いで飲ませて頂けないでしょうか。
程よい温度で注ぎます。
【今日の俳句】
高いとこからでも低いとこからでも物は落ちる