1. 「もしも定時に帰れたら……」。長時間労働に苦しむ人ならば、一度は頭に浮かべたことがあるはず。労働組合組織「連合」は、そんな人たちから「切実な声」を募っている。
電通の女性社員、高橋まつりさんの過労自殺をきっかけに、過重労働や長時間労働の関心が高まっている。
そんな中、連合が長時間労働に悩む人たちから、ツイッターで声を募るキャンペーンを始めた。
「もし定時に帰宅できたら、余った時間をどんな風に過ごしますか」
過重労働に苦しむ当事者や家族から声を募り、社会全体で働き方を改革する動きにつなげたいという。
キャンペーンに参加するのは簡単。ツイッター上で「#もしも定時で帰れたら」のハッシュタグをつけて、つぶやくだけだ。
12月8日から始まったキャンペーンだが、早速、切実な声が集まっている。
3. カフェでまったり、ストレス解消
4. パートナーと愛を育みたい
7. 疲れているので、眠りたい・・・
11. キャンペーン期間は来年1月31日まで。
連合の相談ダイヤルには、長時間労働に悩む本人だけでなく、体調の悪化などを心配する家族からも相談が寄せられているという。
連合は、今回のキャンペーンで届いた生の声を、働き方改革の議論の場で発信する予定だ。
本来は、定時で帰るのが当たり前。だから「定時」。「もしも定時で帰れたら」なんて言葉がなくなる社会を作る動きが始まっている。