原発避難児童に担任が“菌” 文部科学副大臣派遣へ
新潟市の小学校で、原発事故後、福島県から避難してきた児童が、教諭から名前にばい菌の「菌」をつけて呼ばれ、休んでいる問題を受けて、文部科学省は、市の教育委員会から聞き取りなどを行うため、9日に義家文部科学副大臣を派遣することを決めました。
この問題は、新潟市の小学校で、東京電力福島第一原子力発電所の事故後、福島県から避難してきた小学4年の男子児童が先月、学校でのいじめを相談していた担任の男性教諭から、名前にばい菌の「菌」をつけて呼ばれて、学校を休んでいるものです。
これを受けて文部科学省は、9日に義家文部科学副大臣を新潟市に派遣することを決めました。義家副大臣は、市の教育委員会などから聞き取りを行い、事実関係を把握したうえで、再発防止の徹底と原発事故の避難者への配慮を求めることにしています。
原発事故のあと、福島県から避難してきている子どもたちに対するいじめの問題をめぐっては、横浜市でも、現在中学1年生の男子生徒が、金銭などを要求されていた事例が明らかになっていて、文部科学省が、市の教育委員会に再発防止策の取りまとめを求めています。
これを受けて文部科学省は、9日に義家文部科学副大臣を新潟市に派遣することを決めました。義家副大臣は、市の教育委員会などから聞き取りを行い、事実関係を把握したうえで、再発防止の徹底と原発事故の避難者への配慮を求めることにしています。
原発事故のあと、福島県から避難してきている子どもたちに対するいじめの問題をめぐっては、横浜市でも、現在中学1年生の男子生徒が、金銭などを要求されていた事例が明らかになっていて、文部科学省が、市の教育委員会に再発防止策の取りまとめを求めています。