「はげひげ」の脳的メモ

アクセスカウンタ

zoom RSS いわゆるギャンブル依存(ギャンブリング障害)について、正しい報道かどうかの見分け方

<<   作成日時 : 2016/12/07 23:46   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

 そもそも、「ギャンブル依存症」という古い言葉を使う時点で、その報道はダメといえばダメですが(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E4%BE%9D%E5%AD%98%E7%97%87)、まあ、その言葉で国会の議論が進んでいるので致し方なしとして、そのうえでの見分け方。
 コメントする専門家が、久里浜医療センターの河本先生か、成瀬クリニックの佐藤先生か、リカバリーサポートネットの西村先生なら、信頼してよい。回復支援施設ならワンデーポートの中村さん。
 ただし、マスコミ報道では、コメントをバッサリ切っている場合が多々あるので、そこは注意。
 「ギャンブル依存は病気」「深刻な病」「進行性で不可逆的」というわかりやすいメッセージを優先し、実は自然治癒が多い、底つきは必ずしも必要ない、ミーティングが合わない人がいる、発達障害、精神疾患など背景障害があるケースが多い、といった世界標準の正しい理解をわかりにくいからと、バッサリ。
 これが積み重なると、一世代前の依存理解(それではだめなので、いわゆる依存理解がかわってきたのに)が世の中も席巻し、世界的に見れば失笑される意見が渦巻いてしまう。
 もし今、記事をまとめようとしている方が、ここを見ているなら、なんとしてもいわゆる依存症(ギャンブリング障害)研究の歴史をきちんと反映する、反映を伺させる記事を書いてほしい。現状ではほぼ1990年代の知見の再生だ。
ダメな報道と疑ったほうがいいパターン。
1)悲惨事例+530万+回復支援者コメント:新しい専門書を読んでいないか、読んでいても国内の依存本。
2)悲惨事例+回復支援者コメント:上記に同じだが、このケースはさすがに530万≒悲惨事例ではなさそうまではわかっている。
3)回復支援者ではなく精神科医の場合も、国内にはガラパゴス化した知見のままの方もおり、対立というか、溝が埋まっていない。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
篠原教授の 楽ラク脳トレーニング DVD全12巻
いわゆるギャンブル依存(ギャンブリング障害)について、正しい報道かどうかの見分け方 「はげひげ」の脳的メモ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる