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福井所要時間6分の1、料金半額に 北陸新幹線・小浜−京都間北陸新幹線の未着工区間(敦賀−新大阪)を巡り、有力視される小浜−京都案で小浜の駅利用者が大きな恩恵を受けることが国土交通省の試算で分かった。現行の特急利用と比べ、京都までの所要時間は十九分と六分の一、運賃・料金は二千百十円と二分の一になる。県内五駅では唯一、時間短縮だけでなく料金も安くなる。 小浜に造られる新幹線駅は、JR東小浜駅への併設が想定され、各駅停車の「はくたか」が止まる。国交省によると、小浜−京都間は所要時間が十九分、料金が二千百十円。小浜−新大阪間は三十四分、五千五十円となる。 現在、東小浜駅の利用者が京都、大阪に向かうにはJR小浜線で敦賀駅に行き、同駅で特急サンダーバードへの乗り換えが必要。この場合、東小浜−京都間は約百二十分、四千二百九十円。東小浜−新大阪間は約百四十分、五千七百円。 県幹部は、所要時間と料金がともに改善されることに「画期的で、小浜が京都の通勤圏になる」と強調。人口減少対策や地域活性化などに好影響をもたらすとみている。 敦賀以西を巡っては、小浜−京都のほか、米原と舞鶴各ルートの二案がある。距離が長い舞鶴案の場合は、小浜−京都案よりも利用者の利便性が劣る結果になった。 ◆ルート決定は20日にも北陸新幹線敦賀以西ルートを巡る「高速交通体系シンポジウム〜若狭にひかりを」が三日、小浜市で開かれ、あいさつに立った高木毅衆議院議員が同ルートが二十日にも正式決定するとの見通しを示した。 高木氏は与党検討委員会の前委員長で、現在は検討委と与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)のメンバー。高木氏によると、十九日に検討委、二十日に同PTの会合があり、「(検討委の)思いは一つになっていると判断している」と報道各社に語り、早期の予算決定を意識し、越年はせずにルート決定するとの見込みを明らかにした。 シンポジウムでは、小浜−京都ルート決定後を意識した議論も行われた。小浜市に隣接するおおい町民から原子力災害時における新幹線の活用を求められ、高木氏は「新幹線を原子力防災計画に位置付ける必要がある」と応じた。 (山谷柾裕) PR情報
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