先日親戚の御見舞でとある病院に面会に行きました。休日だったためか面会者がわんさかいました。
お子さんの面会
そこに子供連れの若夫婦の姿がありおじいちゃんらしき患者さんと話をしていたのです。おそらく曾孫の顔を見せに来たものと思われます。そのお子さんは2歳位の男の子で病棟の中を元気?に駆け回っていたのです。バランスを崩して床に手を付いたり、お尻を付いたりしていましたが親は子供を気にかける様子もなくその患者さんとおしゃべりをしていました。
病院の床って汚いんです。(病院に限らず床は汚いんですが…)
特に病院の場合は咳やくしゃみによる飛沫が床に落下していたりしますし、病棟は患者さんの生活の場でもあります。中には汚物による汚染なんて事もあります。
それでも病院に行かなければならない場合、手すりやドアノブはもちろんだが、特に注意したいのが「床」だ。
藤田保健衛生大学・医学部の堤寛教授が言う。
「基本的に病院の床は、すぐに菌が蔓延するので、『消毒しても意味がない』とされています。
病院には解剖室がありますが、内履きのまま院内と解剖室を出入りしているスタッフもいます。病院の床にはどんな菌が潜んでいるか分かりません。
たまに、病院の床に寝転がっている子供さんを見ますが、あれは非常に危険な行為であることをきちんと認識してほしい」
なんだか怖い話です…子供から目を離さないようにしてください。
面会制限
病院側が子供の面会を制限することもあります。
まず何より病気を貰ってしまう可能性があるって事です。あとは入院されている他の患者さんに迷惑になる可能性がある事も理由の1つだと思います。特別な個室とかならいいのかもしれないですけど。それとお子さんによっては見舞いに来たいわけでもなくつまらなくなって病院内を駆け回って大騒ぎする可能性もあります。そういう事を全員が全員注意できる親とも限りませんしお子さんも全員が全員注意されて言う事をきくわけじゃないし何かあった場合、病院側で責任を取るようなことになっても大変です。そういう事で嫌な思いをした患者さんって少なくないです。
これからの季節インフルエンザやノロウイルスといった感染症が蔓延する恐れがあります。子供だけでなく医療機関によっては全面的に面会制限をすることもあるようです。
どうしても小さいお子さんを面会させたい時は事前に医療機関に問い合わせするのも一つでしょう。必ずマスクも持参しましょう。
ほんの一例です。
お見舞いの品について
「生花」
お見舞いというと「花」が思い浮かびますが「生花」の持ち込みをNGとする医療機関もあります。単純に考えて花瓶の水の交換を患者さんにやらせるのは失礼です。アレルギーの問題や匂いを嫌う患者さんもいますので入院中は「生花」は控えたほうがよろしいかと思います。
「食べ物」
患者さんは嚥下(飲み込み)困難な人や食事の制限をしている方もいます。食べ物を持ち込む際は職員に確認してください。
では何が良いのか…
どうしてもお見舞い品を持ち込みたいなら写真や手紙、本などがよいようです。
他には面会時間内の面会や食事の時間は基本的に避けるようにしてください。そして外出から戻られましたら必ず石鹸での手洗いを忘れずに行ってください。
ご視聴ありがとうございました。