コロンビアで日本人殺害 強盗被害で撃たれたか

コロンビアで日本人殺害 強盗被害で撃たれたか
南米コロンビアで、日本人男性が何者かに殺害されました。強盗の被害に遭って銃で撃たれたと伝えられていて、現地の日本大使館は当時の状況を調べています。
コロンビアの首都ボゴタにある日本大使館によりますと、中部の都市メデジンで19日、日本人男性が何者かに殺害されたということです。

日本大使館は男性の身元を明らかにしていませんが、現地のメディアは、この男性は20代で、路上で銃で撃たれたと伝えています。
また、この男性が携帯電話とタブレット型の端末を奪われる強盗の被害に遭い、犯人を追いかけたところ銃で撃たれ、まもなく死亡したとも伝えています。

日本大使館は、この男性の家族に連絡を取るとともに、現地の警察と連携しながら当時の状況を調べています。

メデジンはかつて麻薬組織が勢力を保ち、日本大使館は、近年は治安が大幅に改善したものの、犯罪グループの抗争や強盗などの犯罪に巻き込まれるおそれがあるとして、十分に注意するよう呼びかけています。