外相 次の米国務長官と関係構築図る考え示す
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岸田外務大臣は、日本時間の19日未明、アメリカのニューヨークで記者団に対し、安倍総理大臣とトランプ次期大統領の会談は強い信頼関係を築いていくうえでよい会談だったと評価し、日米同盟を発展させるため、岸田大臣自身も次の国務長官との関係構築を図っていきたいという考えを示しました。
岸田外務大臣は、ペルーのリマで開かれているAPEC=アジア太平洋経済協力会議の会合に出席したあと、ニューヨークに立ち寄り、日本時間の19日未明、アメリカの研究機関、外交問題評議会のリチャード・ハース会長と会談しました。
この中で、岸田大臣は「アジア太平洋地域の平和と安定は、日米にとっての利益であり、厳しさを増す安全保障環境に日米が結束して対応することが重要だ」と述べました。
これに対し、ハース氏は、18日の安倍総理大臣とトランプ次期大統領との会談について、「非常に時宜を得たもので、早い段階で日本の立場を説明できたことは有意義で大変よかった」と述べました。
このあと、岸田大臣は記者団に対し、安倍総理大臣とトランプ氏の会談について、「時間をかけて率直な意見交換を行ったと聞いており、今後、強い信頼関係を築いていくうえで大きな一歩を踏み出すよい会談だった」と述べました。
そのうえで、「日本外交にとって日米同盟は基軸であり、大切な日米同盟をより一層発展させていかなければならない」などと述べ、岸田大臣自身も次の国務長官との関係構築を図っていきたいという考えを示しました。
外務省によりますと、外交問題評議会は、アメリカの外交政策に影響力を持つ研究機関で、ハース氏は、トランプ次期大統領が信頼できる外交安全保障政策の専門家の1人として名前を挙げたことがあるということです。
この中で、岸田大臣は「アジア太平洋地域の平和と安定は、日米にとっての利益であり、厳しさを増す安全保障環境に日米が結束して対応することが重要だ」と述べました。
これに対し、ハース氏は、18日の安倍総理大臣とトランプ次期大統領との会談について、「非常に時宜を得たもので、早い段階で日本の立場を説明できたことは有意義で大変よかった」と述べました。
このあと、岸田大臣は記者団に対し、安倍総理大臣とトランプ氏の会談について、「時間をかけて率直な意見交換を行ったと聞いており、今後、強い信頼関係を築いていくうえで大きな一歩を踏み出すよい会談だった」と述べました。
そのうえで、「日本外交にとって日米同盟は基軸であり、大切な日米同盟をより一層発展させていかなければならない」などと述べ、岸田大臣自身も次の国務長官との関係構築を図っていきたいという考えを示しました。
外務省によりますと、外交問題評議会は、アメリカの外交政策に影響力を持つ研究機関で、ハース氏は、トランプ次期大統領が信頼できる外交安全保障政策の専門家の1人として名前を挙げたことがあるということです。