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延期の損害額は4億3500万円 初試算

豊洲市場=東京都江東区で2016年10月26日、本社ヘリから梅村直承撮影

築地市場の「東京都水産物卸売業者協会」、都に補償請求へ

 東京都の豊洲市場(江東区)への移転延期を巡り、現在の築地市場(中央区)の水産卸売業者7社などでつくる「東京都水産物卸売業者協会」は、延期に伴う損害額を4億3500万円と試算した。市場側による損害額の試算は初めてで、都に補償を求める方針。

 同協会によると、損害額は本来の移転開場日だった今月7日から1カ月間の必要経費から割り出した。内訳は、冷蔵庫の電気代や移転を前提に雇用した従業員の人件費など計3億円と、延期で今後必要になる築地市場の設備補修費など計1億3500万円。

 都は市場業者への損失補填(ほてん)について検討を進めているが、同協会担当者は「速やかな補償を求める」としている。築地市場の水産仲卸業者や青果業者の損害額は、現段階でまとまっていない。【川畑さおり】

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