デパートの顔の1階に好調な食品売り場を設置
地方や郊外にあるデパートの売り上げの低迷が続く中、大手デパートが埼玉県内の店舗でデパートの顔とも言える1階部分にも、比較的売り上げが好調な食品売り場を設けることで、収益の改善を図る珍しい取り組みを始めることになりました。
この取り組みは、大手デパート、そごう・西武が、西武所沢店で行うもので、現在、婦人服などを販売している1階の売り場を来年度末までに順次改装し、地下1階だけにある食品売り場を1階にも設けます。
1階では、地元産のクラフトビールや、焼きたてのパンなどを販売するほか、購入した食品を、その場で食べられるコーナーも作り、食品売り場の面積を今のおよそ1.5倍に増やす計画です。
このデパートでは、ほかの商業施設などとの競争が激しくなる中で、主力の衣料品の販売が落ち込んでいるため、比較的売り上げが好調な食品部門を強化し収益を改善したいとしています。
店の顔とも言えるデパートの1階に、スーパーのように食品売り場を設けるのは珍しいということです。
記者会見した西武所沢店の加納澄子店長は「食品分野の強化を通じ、来年度は20%の売り上げ増加を目指したい」と話していました。
1階では、地元産のクラフトビールや、焼きたてのパンなどを販売するほか、購入した食品を、その場で食べられるコーナーも作り、食品売り場の面積を今のおよそ1.5倍に増やす計画です。
このデパートでは、ほかの商業施設などとの競争が激しくなる中で、主力の衣料品の販売が落ち込んでいるため、比較的売り上げが好調な食品部門を強化し収益を改善したいとしています。
店の顔とも言えるデパートの1階に、スーパーのように食品売り場を設けるのは珍しいということです。
記者会見した西武所沢店の加納澄子店長は「食品分野の強化を通じ、来年度は20%の売り上げ増加を目指したい」と話していました。
買い物客「品ぞろえに期待」
西武所沢店の1階が婦人服売り場から食品売り場に改装されることについて、買い物客の女性は「食料品を主に買いに来るので、売り場が広がるのはうれしい。品ぞろえがよくなれば、都内の店に行かなくても欲しい品が手に入るのではないか」と話していました。
また、別の女性客は「改装の話は初めて知った。今の婦人服売り場で気に入っている店があるので、なくならないで欲しいが、食品はよく買いに来るので、売り場が広がるのは助かる」と話していました。
また、別の女性客は「改装の話は初めて知った。今の婦人服売り場で気に入っている店があるので、なくならないで欲しいが、食品はよく買いに来るので、売り場が広がるのは助かる」と話していました。