宇宙飛行士の大西さん 一時帰国し日本でリハビリへ
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先月、国際宇宙ステーションから地球に帰還し、現在、アメリカでリハビリに臨んでいる宇宙飛行士の大西卓哉さんが、リハビリの一部を日本で取り組むことになり、今月20日から1週間、一時帰国することになりました。日本人宇宙飛行士が日本でリハビリを行うのはこれが初めてです。
ことし7月からおよそ4か月間、国際宇宙ステーションに滞在し、先月30日に地球に帰還した宇宙飛行士の大西卓哉さんは、現在、アメリカ・テキサス州のヒューストンにあるジョンソン宇宙センターで、重力に慣れ、体力を回復させるための45日間のリハビリに臨んでいます。
JAXA=宇宙航空研究開発機構によりますと、大西さんは、一連のリハビリの一部を日本の筑波宇宙センターで取り組むことになり、今月20日から1週間、一時帰国することになりました。
これまで、日本人宇宙飛行士のリハビリは、態勢が整っているアメリカだけで行われてきましたが、日本でも専門知識を持った地上側の人材がそろってきたことなどから、JAXAがNASAと調整した結果、今回の大西さんから初めて、日本でもできるようになったということです。
JAXAは「これでようやく宇宙飛行士の訓練からリハビリまで、すべての段階に日本が関われるようになる。地上側でも、これまでに積み重ねてきた知識や経験をもとに、万全の態勢で臨みたい」としています。
JAXA=宇宙航空研究開発機構によりますと、大西さんは、一連のリハビリの一部を日本の筑波宇宙センターで取り組むことになり、今月20日から1週間、一時帰国することになりました。
これまで、日本人宇宙飛行士のリハビリは、態勢が整っているアメリカだけで行われてきましたが、日本でも専門知識を持った地上側の人材がそろってきたことなどから、JAXAがNASAと調整した結果、今回の大西さんから初めて、日本でもできるようになったということです。
JAXAは「これでようやく宇宙飛行士の訓練からリハビリまで、すべての段階に日本が関われるようになる。地上側でも、これまでに積み重ねてきた知識や経験をもとに、万全の態勢で臨みたい」としています。