トランプ新政権 商務長官に知日派の著名投資家が浮上
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アメリカのトランプ次期大統領は、新政権の主要な閣僚人事の調整を進めていて、商務長官には知日派として知られる著名な投資家の名前も浮上しています。
アメリカのトランプ次期大統領は16日も、地元ニューヨークで新政権の主要な閣僚の人事について調整を進めています。
このうち、外交の顔となる国務長官にはトランプ氏の選挙戦を側近として支えたジュリアーニ元ニューヨーク市長や、ブッシュ前政権で国務次官などを務め、保守強硬派として知られたボルトン元国連大使の起用が取り沙汰されています。
こうした中、貿易などを担当する商務長官には、著名な投資家で知日派としても知られるウィルバー・ロス氏の名前が浮上しています。ロス氏は、アメリカの倒産企業を再建させて実績を重ね、再建王として知られ、1999年には経営破綻した当時の大阪の幸福銀行を買収するなど日本ともゆかりがあり、現在は日米交流団体の1つ、ジャパン・ソサエティーの会長も務めています。
ロス氏は選挙戦のさなか、NHKのインタビューに対し、「トランプ氏が大統領になっても、良好な日米関係が変わることはない」と強調していたほか、TPP=環太平洋パートナーシップ協定に賛成の立場を示していました。
そのほかの主要な閣僚では、国防長官にいずれも強硬派のセッションズ上院議員や、コットン上院議員の起用が検討されていて、その陣容に関心が高まっています。
このうち、外交の顔となる国務長官にはトランプ氏の選挙戦を側近として支えたジュリアーニ元ニューヨーク市長や、ブッシュ前政権で国務次官などを務め、保守強硬派として知られたボルトン元国連大使の起用が取り沙汰されています。
こうした中、貿易などを担当する商務長官には、著名な投資家で知日派としても知られるウィルバー・ロス氏の名前が浮上しています。ロス氏は、アメリカの倒産企業を再建させて実績を重ね、再建王として知られ、1999年には経営破綻した当時の大阪の幸福銀行を買収するなど日本ともゆかりがあり、現在は日米交流団体の1つ、ジャパン・ソサエティーの会長も務めています。
ロス氏は選挙戦のさなか、NHKのインタビューに対し、「トランプ氏が大統領になっても、良好な日米関係が変わることはない」と強調していたほか、TPP=環太平洋パートナーシップ協定に賛成の立場を示していました。
そのほかの主要な閣僚では、国防長官にいずれも強硬派のセッションズ上院議員や、コットン上院議員の起用が検討されていて、その陣容に関心が高まっています。