安倍首相 トランプ次期大統領と信頼関係構築へ 訪米に出発
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安倍総理大臣は、アメリカのニューヨークでトランプ次期大統領との初めての会談に臨むため、17日午前、政府専用機で羽田空港を出発しました。出発に先立って安倍総理大臣は、日本の外交・安全保障政策の基軸である日米同盟を確固たるものにするためにもトランプ氏と信頼関係を構築したいという考えを示しました。
安倍総理大臣は、アメリカの次期大統領トランプ氏との初めての会談に臨むため、17日午前11時すぎ、政府専用機でニューヨークに向けて羽田空港を出発しました。
これに先立って、安倍総理大臣は羽田空港で記者団に対し、「米国次期大統領と世界の首脳に先駆けて会談ができることを大変光栄に思う。トランプ次期大統領とは未来に向けて、お互いの夢を語り合う、そういう会談をしたい」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「日米同盟は、日本の外交・安全保障の基軸であり、信頼があってはじめて同盟には血が通う。トランプ次期大統領とは、まさに信頼関係を構築していきたい。そのうえで、世界の繁栄と平和にともに手を携えて仕事をしていきたい」と述べました。
安倍総理大臣は、トランプ氏との会談を終えたあと、ペルーの首都リマを訪れ、アメリカのオバマ大統領、中国の習近平国家主席などとともに、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するほか、ロシアのプーチン大統領との日ロ首脳会談も行うことにしています。また、安倍総理大臣は、ペルーでの日程を終えたあと、アルゼンチンを訪れ、首都ブエノスアイレスで、マクリ大統領と会談することにしています。
これに先立って、安倍総理大臣は羽田空港で記者団に対し、「米国次期大統領と世界の首脳に先駆けて会談ができることを大変光栄に思う。トランプ次期大統領とは未来に向けて、お互いの夢を語り合う、そういう会談をしたい」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「日米同盟は、日本の外交・安全保障の基軸であり、信頼があってはじめて同盟には血が通う。トランプ次期大統領とは、まさに信頼関係を構築していきたい。そのうえで、世界の繁栄と平和にともに手を携えて仕事をしていきたい」と述べました。
安倍総理大臣は、トランプ氏との会談を終えたあと、ペルーの首都リマを訪れ、アメリカのオバマ大統領、中国の習近平国家主席などとともに、APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するほか、ロシアのプーチン大統領との日ロ首脳会談も行うことにしています。また、安倍総理大臣は、ペルーでの日程を終えたあと、アルゼンチンを訪れ、首都ブエノスアイレスで、マクリ大統領と会談することにしています。
官房長官「極めてすばらしい機会」
菅官房長官は午前の記者会見で、「トランプ次期大統領が当選した直後、極めて早い段階で電話会談を実施し、よいスタートを切ったと思っている。トランプ次期大統領との個人的な信頼関係を構築する、極めてすばらしい機会になると思っているし、極めて有意義な会談になるだろうと期待している」と述べました。
公明代表 日米同盟の意義など説明を
公明党の山口代表は党の中央幹事会で、安倍総理大臣とアメリカのトランプ次期大統領との会談について、「安倍総理大臣には、日米同盟が、日本のみならず、アジアや世界の安全保障にどれほど重要な意義を持っているのかに加えて、日本が適切な負担を負っていることも理解してもらえるよう、トランプ氏に主張してほしい。また、TPPの持つ大きな意義もしっかり説明して、理解してもらえるように努めてほしい」と述べました。