白壁土蔵群の地震被害を専門家が調査 鳥取 倉吉
震度6弱の揺れを観測した先月の地震で大きな被害を受けた鳥取県倉吉市の観光名所、「白壁土蔵群」で、歴史的建造物についての専門知識を持つ建築士が詳しい被害状況を確認する調査を行いました。
江戸時代から明治時代にかけての商家の土蔵が建ち並ぶ倉吉市の「白壁土蔵群」は、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選ばれていますが、震度6弱の激しい揺れを観測した先月21日の地震で、白壁が剥がれ落ちるなどの被害が出ました。
これを受けて、歴史的建造物についての専門知識を持つとして各地の建築士会が登録した建築士、「ヘリテージマネージャー」が被害の詳しい状況を確認する調査を行いました。13日は、鳥取県のほか兵庫県や徳島県などから来た建築士や市の職員など合わせておよそ30人が10の班に分かれ、住宅や店舗などを回りました。
このうち鳥取県の建築士たちは築100年以上の住宅を訪れて周りや内部を詳しく調べ、大きな蔵の白壁にひびが入った様子を写真に撮るなどしていました。この住宅に住む杉本恵子さんは、「専門の建築士に、家の外壁だけでなく内部も調査してもらい、安心しました」と話していました。
調査は今月19日と20日にも行われ、調査結果を受けて、倉吉市が修理にかかる費用の補助金の算定などを行うことになっています。
これを受けて、歴史的建造物についての専門知識を持つとして各地の建築士会が登録した建築士、「ヘリテージマネージャー」が被害の詳しい状況を確認する調査を行いました。13日は、鳥取県のほか兵庫県や徳島県などから来た建築士や市の職員など合わせておよそ30人が10の班に分かれ、住宅や店舗などを回りました。
このうち鳥取県の建築士たちは築100年以上の住宅を訪れて周りや内部を詳しく調べ、大きな蔵の白壁にひびが入った様子を写真に撮るなどしていました。この住宅に住む杉本恵子さんは、「専門の建築士に、家の外壁だけでなく内部も調査してもらい、安心しました」と話していました。
調査は今月19日と20日にも行われ、調査結果を受けて、倉吉市が修理にかかる費用の補助金の算定などを行うことになっています。