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宇宙

民間企業による人工衛星等の打ち上げを認めた「宇宙活動法」が成立 16

ストーリー by hylom
開放へ 部門より
AC0x01 曰く、

参議院本会議は9日、これまでJAXAとJAXAが委託する三菱重工にのみ認められていた人工衛星等の打ち上げを、一定の基準を満たした民間事業者にも開放する「人工衛星等の打上げ及び人工衛星の管理に関する法律(宇宙活動法)」を可決・成立した(NHK産経新聞参議院法案ページ)。

「宇宙活動法」は、宇宙開発への民間事業者の参入を促進するために制定されたもので、事前審査による許可制ではあるものの民間事業者による衛星打ち上げへの道を開くものとなっている。事業者には打ち上げ失敗に備え損害賠償保険への加入も義務付けられるが、保険を上回る損害が出た場合は政府が一定の額を補償することも明記された。

アメリカでは1984年に同種の法律が整備されており、こうした法整備も今日の民間宇宙開発の発展の一因となったと考えれている。日本ではCAMUIロケットの植松電機と、なつのロケット団のインターステラテクノロジズ社が新たに衛星打ち上げを目指しており、今後の宇宙ビジネスの拡大が期待されている。

  • そのうち地球はスペースデブリの膜に覆われて宇宙に行けなくなるぞ。
    NASAは監視はしているけど、回収に行ったって記事は無いよね?

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      回収機が大きなデブリになるだけだから回収しないの
      静止は使い終わったらちょっと外しておけばどこへ行くにも避けて飛べるから関係ないし

      • その辺逆手に取って、地上で処理できないアレやコレを打ち上げて撒いたりしませんように。

      • by Anonymous Coward

        円錐状の鉛直の穴(形状・寸法は専門家に任せる)を掘り、最深部に核融合反応装置を置き起動させる。
        短時間で生ずる核融合エネルギーにより、鉛直穴から上方に打ち上げられた単パルスジェットは、大気圏を越えて衛星軌道に拡散していくであろう。
        スペースデブリは、一般に小質量で、質量の割に相対的に大きい形状なので、弱い空気抵抗でも衛星軌道速度を失い大気圏に落下してくるので、ケスラーシンドローム予防となる。
        無論一般の人工衛星にも寿命低下があるだろうが、許容すべきだろう。

        核融合反応装置は核兵器ではないので、核拡散防止条約に抵触しない。
        核融合反応装置は地下で起動し、核兵器実験でないので、部分的核実験禁止条約に抵触しない。
        未発効の包括的核実験禁止条約には抵触するが、レーザー核融合等の瞬間的核融合技術も違反になりかねない有害な条約なので、批准した日本は脱退するべきであろう。

    • まあ 書きかけ [medium.com]で悪いんだがスペースデブリとはなんぞやと言うのを理解して貰うと「膜」とか言う言葉は出てこないと思うんだ。地球周回軌道上のスペースデブリてのは、静止軌道のちょい外側から大気圏のすぐそばまでもわっと覆ってる塵の雲、ただしそれらは毎秒8キロ弱からそれ以上のすごいスピードで動いてる。そんな感じ。

      上でもわっとと書いたけれど、宇宙機が投入される軌道ってのは割りとお決まりがあるんで、スペースデブリもそれに沿って筋状や帯状に固まって存在してる。だもんで先ず対策の1つ目としてはデブリの居そ

    • by Anonymous Coward

      スペースデブリは後にアルテミスの首飾りと呼ばれ地球防衛の要になる。

      • by Anonymous Coward

        惑星間戦争になる頃なら近地点を100km遠地点を数万kmくらいに置いた小惑星を何度か通過させれば粗方取れるんじゃないか

      • by Anonymous Coward
        わざとスペースデブリと衝突してその運動量をもらって3倍に加速する宇宙船とか夢が広がるな
  • やはり毎週のようにキラーンと空に飛ばされてるから
    打ち上げも得意なんだろうか(えー

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2016年11月10日 16時13分 (#3112267)

    宇宙活動法は規制緩和のようだけど、衛星リモートセンシング法は規制強化ですよね。
    政府の都合の悪い写真は禁止! ということで、まぁ分からんでもないけど、海外からもっと高解像度の民間衛星画像が入手できちゃうんじゃないだろうか…。

    法律ざらっと読んでみたけど、どの精度まで許可するのか、施設をピンポイントで禁止するのかなどはよく分からなかった。
    ※法律に無駄な記述が山ほどあるので見つけられなかっただけかもしれない…。

    せっかく日本で民間企業がリモセン衛星上げても、高解像度だと公開禁止、あるいは政府が検閲したあと遅延して開示になったりして、意義が薄くなったりしないか心配です。
    鬼怒川の洪水の時、政府はしばらくしてから情報収集衛星の低解像度加工画像を1~2枚公開しましたが、その頃にはGoogleが遙かに高解像度で時間変化も指名した民間衛星画像を公開してました。
    コレの二の舞になりそうな…。
    超小型衛星を低軌道に頻繁に上げて、農作物等のリモセンをする、って計画あったりしたはずなので、足かせにならなきゃいいですが。

    ちょっとだけ前向きに考えれば、情報収集衛星の画像の公開基準が緩くなるかも、という期待はあるかもしれませんが。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      >超小型衛星を低軌道に頻繁に上げて、農作物等のリモセンをする、って計画あったりしたはずなので、足かせにならなきゃいいですが。
      大規模農場で現状の育成具合をチェックして最適な収穫時期を判断しようとしたら、
      政府検閲済のデータが渡されたのは、既に刈り入れが済んだ後でした、とかかな。
      まぁありそうだ。

      • by Anonymous Coward

        いやいや刈り入れ直前には渡されますよ。
        次の年のね。

        そもそも趣味的打ち上げ自体日本ではムリだったし。子供だったからガッカリ感半端なかった。

        まあ、地上も空も過密過ぎて、日本で可能なのは北海道東北位かな。

    • by Anonymous Coward

      福島の事故をどこよりもはやく「中継」されたトラウマが政府内部にあるんじゃないかな。(政権ではなく)

      http://gigazine.net/news/20110315_digitalglobe_fukushima/ [gigazine.net]

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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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