トランプ氏の大統領選勝利を、米国のメディアや政治専門サイトは予測できなかった。問題発言を繰り返すトランプ氏への支持を公言しにくいことや、大メディアへの不信感から、世論調査に回答しない「隠れトランプ票」の存在が「番狂わせ」を招いた。
ニューヨーク・タイムズ紙は10月下旬、民主党のクリントン氏の勝利確率を9割超とはじいていた。連邦捜査局(FBI)がクリントン氏の私用メール問題の捜査再開を公表した後も8割台としていた。
選挙予測に定評のあるサイト「ファイブ・サーティー・エイト」は、トランプ氏の勝率を最も高く見積もっていたものの、今月5日時点で、クリントン氏の勝率が約65%。トランプ氏の約35%を大きく上回ると予測していた。
メディアなどは世論調査をもとに勝敗を予測していた。しかし、選挙終盤に注目されたのは、「隠れトランプ票」の存在だった。
名前や年齢、職業を語って調査…
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朝日新聞国際報道部