食肉加工大手「米久」(静岡県沼津市)は6日、冷凍メンチカツ「ジューシーメンチカツ」(14個入り)計約2万パックと、冷凍コロッケ「クリーミィーコロッケ」(14個入り)計約3万パックを回収すると発表した。いずれも食品加工卸業者「タケフーズ」(同市)が製造。同社は神奈川県平塚市の食品会社「肉の石川」にも冷凍メンチカツを販売し、食べた男女が病原性大腸菌O157に感染していた。
米久によると、5日夜、静岡県東部保健所から「食中毒とみられる患者1人の自宅冷凍庫に、タケフーズで製造されている米久販売の冷凍メンチカツがあり、検査したところ、O157が検出された」との連絡があったという。【井上知大】