認知症は死に至る平均余命約5年の凶悪な病気だった件
最近、ばーちゃんは忘れっぽいです。
俺はばーちゃんが死ぬほど好きです
両親はあまり私を褒めてくれる人ではありませんでした。 そんな中で、唯一褒めて伸ばして、屑な俺がいかに素晴らしいかを説いてくれたのが祖母です。
彼女が出来たと初めて打ち明けたのも祖母でした。 祖母はもともと、体が弱く一級の障碍者です。 父はマスオさん的な立ち位置で家業を継いだため、 会社の経営が上手くいっていない時は機嫌が悪く、怒鳴られる度に祖母の部屋に逃げている幼少期でした。
認知症研修をうけました
認知症研修を研修要約するとこうでした。 ◯認知症は脳を変質させる病気であること ◯認知症は死に至る病気ということ ◯末期症状として体が動かせなくなること ◯早期のうちに投薬することで進行がかなり遅らすことができること 衝撃でした。 まさか死に至るなんて。
物忘れが激しくなり、年相応のボケだと思い気にしていなかったからです。
その研修自体の目的も、脳を変質させるという根本や、認知症があまり周知されていない事が原因で 認知症患者の人権や接し方を知っている人が少ないから、広めるという内容のものだったからです。
最近、かなり物忘れが酷い。まさか認知症?
ただ、素人が認知症と疑ってしまっては、祖母は傷付いてしまうでしょう。
研修を通して知ったのですが、全国には「物忘れ外来」という診察が気軽に受けられる指定の病院があります。
これは、日本認知症学会認定専門医として指定された医師が行っているので、万が一、認知症と診断された場合でもその後は的確な指示がうけられるそうです。
認知症かもしれない!?っと焦っていきなり病院に連れて行くより、
「物忘れ外来っていうのがあるらしいから行ってみない?」 と、誘うほうがこちらとしても誘いやすいですよね。
さくら ねこ 電車で認知症かチェックしてみよう。
さらに気軽にチェック出来る方法として、「さくら ねこ 電車」と伝えて数分後に聞くという認知症のチェック法を教わりました。 成るべく、ご年配の人を気遣って以下のような感じで優しく聴いていました。 1)おばあちゃん、ちょっと簡単な物忘れのテストがあるんだけど、良かったらやってみないかな? 2)さくら ねこ 電車 この3つを覚えてね。少ししたら今いった3つの事をもう一度聞くから、「さくら ねこ 電車」って答えてね。 3)世間話をします。(5分程度) 4)おばあちゃん、さっき言ってたテストなんだけど、3つの言葉覚えてるかな? と言った具合でした。
オレオレ詐欺も認知症も結局は。
家族が声をかけていくしかないんだと思います。 オレオレ詐欺のCMで「オレオレ詐欺を防ぐのは。。。俺だ。」 とカンニングの竹山さんが言っているCMがありますよね。
認知症も同じなんだと思います。 大切な家族の認知症の進行を防げるのはこの記事を読んでいる貴方なんです。
駄文失礼致しました。
全国もの忘れ外来一覧 | 公益社団法人認知症の人と家族の会 もし、年配の家族に会う予定がある方。注意深くご家族を観察してあげて下さい。 認知症の死から救えるのは貴方かもしれません。