人生の壁
最近あまりブログも書けないばかりか、皆さんの素敵ブログを拝見する余裕もなく、バタバタとした日々を過ごしていました。
もともと鈍い動作しかできない私が、忙しなく動き回らなければいけないというのは、気持ちも追い込まれるものなのです。
そんな人生の壁に立ちふさがられて、いつしか老い、困れる者として歴史に名を残す・・・わけもないのですけどね~。
人生の壁と大袈裟に言っていますが、ただ単に自分の要領が悪いだけの話なのでした。
ですが、そんな鈍い残念人間が、呪いとも思われるような事態に見舞われた恐怖体験をここに告白したいと思います。
開かずの扉
あれは昨日の出来事です。どうしても仕事上に必要なものを買いに行かなければならなくなった私は、父と母が買い物に出かけるときに足を延ばしてもらおうと思い、ついて行きました。
すると、今まで気付かなかったのですが、目的のお店に似たような感じのお店を見かけたのです。
あ、ここに目当てのものがあれば、父にわざわざ遠くまで足を延ばしてもらわなくても済むかもしれないと思って、初めて行くお店に心を弾ませていたのです。
目当てのものはすぐに見つかり、必要なものを買い終えると、今度は父と母の買い物を済ませるために、いつものスーパーへ向かおうとしました。
車は屋上の駐車場に止めてあったので、エレベーターで屋上に行きました。
ちょうどその時に仕事関係のメールが届き、エレベーターに乗っているのは私と父と母だけだったので、迷惑にならないかと思ってスマホをチェックしたのです。
その時です!
チンと音が鳴って、エレベーターの扉がゴ~ッと開く音がしたので、スマホを見ながら外に出ようとした私に恐るべき災難がふりかかったのです!!
外に出ようとしてふと顔をあげた私の目の前にはぴったりと閉じた扉が顔面すれすれに迫っていました。
思わず「うおっ!!」と叫びつつ、「ギョッとしたな~」と、心の中で魚つながりの駄洒落を考えてしまう恐ろしい呪いの効果!!
開閉
勢いあまって頭をコツンとぶつけてしまった私は閉まっている扉に向かって「アイタ」と言ってしまいましたよ!
そんな私をすこぶる残念な子を見るような冷め切った目で見ていた母が「こっちよ」と言いました。
なんと、エレベーターの反対にも扉があって、屋上では反対側の扉が開くようなシステムだったようです。
ものすっごく恥ずかしいと思いましたが、一緒にエレベーターに乗っていたのが父と母だけで良かったとホッとしたのです。
次の瞬間までは。
エレベーターに乗っていたのは私達家族だけでしたけど、開いていたほうの扉の前には、今からエレベーターに乗り込もうとしていた方々がわんさかいました。
皆さんはとても大人な方々で、私から不自然にそらしたり、必死に笑いを我慢しようとしながらも耐えきれずに口元がニヤリとしてしまったのをゴホンゴホンと不自然な咳払いで誤魔化そうとして下さっていましたよ・・・。
ですが、小さなお子さんは正直ですね。ポカンと口を開けてこちらをしばらく見ながら、「ママ~」と言いながら私を指さしました。
お母さんは素早くその手を握り「どうしたの~?なんでもないよ~」と口早に言ってお子さんを黙らせましたよ!
しまった!見られてしまった!!扉よりも、お子さんのお口よりも、私の心の中の何かがパカーンと開いてしまったような気がしました。
そして母は、そんな残念な私を見たことを心の中にそっと仕舞ったようです。父も母と共に私を置いてそそくさと車のほうへ向かって歩いていましたよ!!
危険防止
心の痛手から回復する間もなく、さらなる呪いに見舞われることになるとは、この時は思いもしませんでした。
先ほどの開かずの扉の恐怖を引きずりつつ、気分を変えようとして久々に親戚から預かっている犬の散歩に行きました。
犬は2匹いて、私が担当している犬はやたら道草をする回数が多くて時間も長いのです。
少し歩いては草をクンクンしたり、少し歩いては電信柱をクンクンするので、なかなか先に進むことができないのですよね。
母が担当している犬はサクサク歩いてくれるのですが、何かあるとすぐにペロペロしてしまうと事があるので、こちらも目が離せないのですけど。
そして今回も、電信柱でクンクンし始めたのです。
いつものことだからと、気が済むまで付き合うつもりで電信柱の近くに立っていたのです。
母との距離があまりにはなれると、母が担当している犬は戻ってきてくれるという優秀さです。・・・決して母が私のために戻ってきてくれるということはありません。
あまりにクンクンの時間が長かったために、母が(正確には犬がですけど)戻ってきてくれました。
私は犬を見て俯いていたのですけど、母が近づいてきたことでふと顔をあげたのでした。
その瞬間です。
ポス
ん!?え!?何!?何!?
何かが、ほんのわずかな衝撃を与えて頭の上に落ちてきたのを感じました。
上を見ると、電線に♪すずめが~サンバ踊ってた三羽止まってた~♪・・と頭の中で過りましたけど、正確にはスズメではなかったです。
鳩よりも少し大きいくらいの鳥3羽止まっていて、その鳥のフンが私の頭を直撃していたのでした。
上を向いたときにも落下してきたので、慌てて避けましたよっ!エレベーターで出会ったお子さんのようにポカンと口を開けてしまっていたので、口の中に落下したら大変なことになっていたところでした。
・・・いえ、もう頭の上に落下しているので大変な状態ではあるのですけどね。
ただ、帽子をかぶっていたのが不幸中の幸いです。やっぱり帽子は危険防止のために必要だなと思いましたね~。
あと、「それでこそ(←頭に鳥のフン直撃)貴方らしいわね~」としみじみ呟いていた母の言葉は聞こえないふりをしておきました。
チャイナ帽
帽子と言えば、以前に派手なチャイナ帽のことをブログで書いた時にリンリンさん(id:ringringsong)から「その帽子をかぶったイラストを見たい」というコメントをいただいていました。
さらに、その帽子をかぶると巷で(?)噂になれるとかなんとか。
せっかくなので、そのチャイナ帽子をかぶっちゃいな!と、くだらない駄洒落をぶっこみつつ実際にかぶった時のことをブログに書こうと思い、思い切ってかぶってみました!
・・・が、スルーでしたよ。我が家では噂にもなりませんでした。
あの・・・母!?父!?私は普段からそんなテンション高めなのだとあなた方に思われているのでしょうか・・・?
ちなみに、今回かぶった時のコーデもイラストにしてみました。
格好良いイケメンが、格好良い帽子の上からあえてパーカーの帽子をかぶった時の良いよ~良いよ~♡あるある!的な算数、略して「良い!ある♡算数」をイメージしたのですが・・・。
私+チャイナ帽でも家族の目にはとまらなかったので、さらに最終奥義のパーカーの帽子をかぶった後に紐をギュッと縛る、題してねずみ男もどきを組み合わせてみたのです。
・・・が、やはり家族からはスルーされました。lllorz
耐えきれずに、「父!母!あなたたちは今の私を見てなんとも思わないのですかっ!?」と問いただしてみると、父曰く「何か新しいファッションに目覚めたのかと思って、ファッションセンスはアレでも個人の自由だから・・・」とのこと。
アレってなんですかっ!?アレって!!
母に至っては「またいつものごとくアホなことをしているな~とは思ったけど・・・」とのこと。
「けど」何ですか!?「けど」の後に何が続くのですかっ!?
結局、「良い♡ある!算数」的に言うと、私は「残念・・・なし・・・」というのが答えになるのでした。
あと、リンリンさんのリクエストに応えたつもりでしたけど、チャイナ帽をかぶっているところがほとんど見えないので、リクエスト的にも残念な答えとなってしまいましたね~。
しかも後で気付いたのですが、リンリンさんはパンダさんキャラなので、リンリンさんのほうがチャイナ帽が似合ったのではないかと思いましたよ!
どこまでも残念だということを、何とか呪いのせいに出来ないかと必死に考えるという、今日もやっぱり無駄に時間を浪費するのでした。